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20210403 中判カメラ遊び フジのGW690Ⅱを持ってお散歩

先日、ネットショップに現像を出していたフィルムが帰ってきたのだが、その第一弾は昨日のヤシカフレックス。

ちなみに、シャッターの様子を見てみると、1/200sでシャッターが切れていない。
やっぱり、シャッターが粘ってしまっている。
シャッタースピードを変えながら何度もシャッターを切っているうちに、法則性が見えてきた。
Bから1/10sの時に引っかかってシャッターが閉じない症状が出る。
どうも、これが引っかかりを作っている様子。
なので、何度もここのあたりのシャッタースピードを動かして繰り返しシャッターを切っているうちに、動作に引っかかりがなくなった。
ただし、またいつ再発するかわからないので、今後とも注意しないと行けない。
油を差すことができれば一番良いんだろうな。

さて、話はそれたけれど、フジのGW690Ⅱで撮影したものも何本かある。
6×9なので、ブローニーフィルム1本で8枚撮影できる。
時期は、サクラが咲く前の3月中旬。
露出は勘。

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1枚目。ちょっとオーバー気味。
団地の様子を6×9でスナップするって、少し贅沢すぎるか。

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2枚目。
保育園のハクモクレンが満開だったので、撮ってみる。
露出としては、こんなもんなんだろうなぁ。
それにしても、6×9を縦位置で2枚続けて撮るというのも、どうなんだろう?

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3枚目。
このお散歩の目的地は、近所の天満宮。
初詣以来のお参り。
山門に露出が合うようにと思って絞りやシャッタースピードを決めて撮影した。

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4枚目。空は、完全に露出オーバーか。

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5枚目。
階段を上りきったところで、振り返って撮影。
ちょうど階段ですれ違った親子の後ろ姿が入っている。

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6枚目。
誰もいなくなった階段。
露出を5枚目よりも少しアンダーにしたが、本来の適正露出はこれくらいだろうか。

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7枚目。
天満宮の境内。
夕方にさしかかっていたので、大分日が傾いている。
なので、陰と日の当たっている場所との差が大きいので、露出が難しい状況。
勘で撮った割には、よく撮れている。

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8枚目。
狛犬。
これは、ベストの露出になっている。
中判フィルムならではの解像度がとっても良い感じ。

8枚中6枚を縦位置で撮影している。
しかし、縦横比が2:3なので、縦位置はさすがに縦に長く感じてしまう。
これはこれで、面白いかもしれないが。

8枚しか撮れないということで、デジカメと違ってかなり被写体に対して慎重に向き合う感じになる。
これは同じフィルムカメラでも35mmフィルムカメラより、さらにという感じ。
今回の8枚の中で、はずれがあまりなかったのでホッとした。
スナップという気軽に撮影するというシチュエーションでフジのGW690Ⅱというカメラを使うことができるかどうかがこの散歩の中でテーマとして有ったのだけれど、できないことはない。
ただし、やっぱりお金は気になる。
フィルムで撮ることの意味合いというものがしっかりとなければ、ただのお遊びにしては高くつく。
速写性では、普通のレンジファインダーカメラと一緒なので、そんなにひどくはならないこともわかった。
また、持ち出して、撮ってみたいと思わせる仕上がりではあった。

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