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素人にもレンズの性能がわかるくらい、写りの差があるのに気付く

現像に出せずたまっていたフィルムが8本有ったのだが、これを最近使っているインターネット上のラボに出したのが昨日帰ってきた。

カラーが4本、モノクロが4本。

ネオパン100アクロスを使って、RICOHのMF-1とNikonのFM10で撮影したものを見比べて、愕然とした。

「こんなに差があるのか」と。

11月18日の夕方にベランダに出て、カメラで遊んだものが写っている。
これを見て、前からボチボチと気がつき始めていたことではあるけれど、Nikkorレンズの性能の優秀さにホント驚いている。
比べるものがコンパクトカメラなので、値段もあまりに違いすぎるのだけれど、そこまで差がないと正直思っていたけれど、そんな思い込みはただの無知だったことに気がついた。

画像1

RICOH MF-1。レンズは30mm。
これだけを見ると、「まあこんなものかな」とも思ったりするが、Nikonの画像を見ると、「ああ、なるほど」と思ってしまう。

画像2

Nikkorは50mmなので、画角が違うところもあるが、写りが全然違う。
MF-1は少しぼんやりとした印象を受けるが、Nikonはくっきりとしている。メリハリもしっかりとある。明るいところと暗いところの差がはっきりしているけれど、暗いところは暗いところで情報がしっかりとある。

なるほどなぁ、レンズの性能ってこういうことを言うのだなということを改めて感じた。何せ、フィルムは全く同じ物を使っているのだから。
と、同時にNikonのレンズについては、良い買い物をしたとものすごく満足感が高くなっている。

50mmのレンズは、CANONのEFマウントf/1.8のものと、PENTAXがFAレンズとマニュアルのKマウントのf/1.4、そしてこのNikkorのf/1.4と4本のレンズを持っている状態になった。
同じフィルムを入れて、比べてみるのも面白いなぁと感じ始めている。
ものすごくお金の掛かる趣味にはなりそうだけど。

これというものの踏ん切りをつけることができたら、もしかしたらこれまではしたことのない「カメラを売りに出す」という事をするのだろうか?
手に入れたものを捨てたくないという願望はあるのだけれど、そういうわけにもいかないところもあったりするのだろうし、どこかで踏ん切りをつけないと行けないかもと考えたりしている。

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