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20241008 オリンパスペン EP-1にオールドレンズを付けて撮影するときの作法

昨日、noteにこんなことを書いた。

そうすると、コメントをいただいた。
ピント合わせが難しいのでは?という内容だった。
そう。
自分もピントを合わせるのにどうしたら良いんだろう?と考えた。

そこで、自分なりの方法というか、作法を考えた。

1.カメラのモードは、基本的にマニュアルモード

オールドレンズとEP-1との間で、当然ながら絞りのコントロールをすることはできない。
ならば、カメラの設定としてはマニュアルモードにして、シャッタースピードにする。
ISO感度は自分の好みに設定。

2.絞りを開いてから、ピント合わせをする

絞りを絞ってピントを合わせようとすると、被写界深度が大きくなるので、見た目でのピントのあっている範囲が広くなる。
こうなると、ピントの中心がどこになるかわからない。
だから、被写界深度が小さくなるように、絞りを開いてピントを合わせるようにする。
ちなみに、E-P1は「INFO」ボタンを何度か押して、液晶にピントを合わせるための緑の四角が表示される状態にしたら、ダイヤル中心の「OK」ボタンを押すと緑の四角の部分が拡大されるようになっているので、そこで細かなピント合わせが簡単にできる。
だから、ファインダーがなくても大丈夫といえば大丈夫。
ただし、直射日光の当たるような明るいところだと、さすがに古いカメラなので液晶が暗くて見えなくなっちゃうことはある。

3.露出が合うように、絞りとシャッタースピードを調整する

絞りを絞って、露出が合うようにシャッタースピードを調整する。
露出があっているかどうかは、一応液晶モニタに表示されるし、画面上の見え方で判断できるので、これも合わせるのはそんなに難しくない。

4.撮影

シャッターを押して、撮影する。

実は、プログラムモードでも撮影できてしまう

基本は、マニュアルモードで撮影するのだが、E-P1はとてもかしこくて、プログラムモードでも撮影できてしまう。
プログラムモードの場合は、ISOをオートにしておくと、シャッタースピードとISOが適当に動いてくれて、露出のことを余り気にしなくて良い。
カメラは、手ブレしないていどのシャッタースピードを決めるようで、それにあったISO感度になる。
逆にISOを固定にすれば、シャッタースピードが変わってくれる。
ただし、低感度にした場合は、手ブレ補正機能でカバーできない時など、シャッタースピードが余り遅くならずに、液晶の表示も暗くなり、アンダーになる。
自分の場合、あまりノイズなどは気にしないで撮影することが増えたので、ISOをオートにして撮影することが増えた。
ただ、やっぱりマイクロフォーサーズなので、ノイズが乗りやすいのは確かだし、できるならばISOは100で撮りたい。
せめて800までが常用という感じでもある。

まとめ

基本的に気をつけるのは、絞りを開いて・閉じてという動作が必要だということ。
まあ、絞りわすれても、開放で撮影されている状態になるだけ。
開放だと、レンズの癖が強く出やすいから、それを楽しむのなら問題ないだろう。
ただ、しっかりとした写りも期待したい場合は、絞った方がいい。
昨日のnoteで書いたJupiter-3は、開放が1.5だけれども、2.8以上に絞ると、発色が良くなる感じがある。
像もとてもシャープになる。
また、絞りを操作することで、撮りたい奥行きというものをコントロールすることができるし、ミラーレスにオールドレンズの場合だとそれがモニタ上で確認しながら撮影することができるから、メリットにもなる。

マイクロフォーサーズにオールドレンズをつけると、レンズの中心の美味しいところだけを使うことができるというのも、メリットかもしれない。
画角は、35mm判で換算すると倍になるから、50mmのレンズだと100mm相当になるのだが、それはそれで楽しめばいいだけ。
自分は、そうやって楽しんでいる。


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