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20221017 ONとOFFのカメラの使い分け・・・iPhoneのカメラがいつからONの道具となったのか?

スマホはiPhoneを使っている。
今使っているiPhoneはXsで、3年半ほど使っている。
機種変更をするかどうしようか迷っている。
4、5、6、7、Xsと、これで5台目。

さて、iPhoneを手に入れたタイミングと、世の中にSNSが広がったのがほぼ同時期だったはず。
SNSは、仕事の情報を手に入れる一つのツールとして使っていたけれど、完全に仕事というわけではない。
TwitterやFacebookといったSNSに投稿する際、iPhoneで撮影した画像というものをアップすることで、即時性はすごく大きな存在になっていた。
じっくり考えて投稿するときもあったが、初期のFacebookでも文字数に制限があったため、長文は投稿することが出来なかった。
だから、どちらかというと、そのときそのときのオンタイムな情報を上げていく感じで交流することが多かったように思う。

ところが、こうしたスマホが仕事のツールになってきたのが、自分の場合はiPhone6の頃。
3Gから4Gへと電波が高速化し、そしてテザリングが出来る様になった。
クラウドドライブのサービスが日常化し、それまでデータを持ち歩くためのUSBメモリが必要なくなった。
さらに、iPadを持つことになったことで、撮影したものをいちいちパソコンなどに取り込まずとも、iPad上で書類やレポートを作成することが出来る様になった。
情報の共有もすぐに出来る。
さらに、撮影したものをすぐさまプレゼンのスライドに入れ込んで、仕上げるなんていうことも出来る様になった。
この時点で、iPhoneやiPadは、仕事上のツールへと変化したことになる。

それこそ、iPhoneが日本で発売された初期の頃、とても敬愛している田中長徳氏は、iPhoneを使って写真集を出版した。
iPhoneはブレッソンにつながる決定的瞬間を写し取るツールとして、デザインも含めてこの世に生まれた感がある。
それは、ジョブスの講演でもライカを持ち出してiPhoneを紹介している事からもうかがえる。
つまりは、出た当初は世間的にもOFFのツールだったような気がする。

しかし、やっぱり世の中は便利なものはドンドン仕事で用いられるようになる。
あっという間に、スマホが仕事のツールの基礎的なものになってしまった。
そりゃ、便利だもの。
そして、その波は自分の仕事にもやって来た。

コンパクトデジカメが安く普及して、普通に使えるようになった2000年代は、これを仕事の記録などに用いていたのだが、2010年代からはスマホとiPadの活用が普通になったことで、記録のツールは切り替わった。
自分の場合、ちょうどその頃に新しいデジカメを追いかけるのをやめてしまった。
世間一般に、デジカメが売れなくなっていったのと同調している感じになっている。

だからこそ、カメラがOFFの世界へと戻ってきた感じになっている。
そして、一番色々な種類のカメラが発売された頃の機種が、ものすごく安い値段で手に入れられる。
中古に出回るようになってきたからだ。
今、こうした機器で遊ぶのは、面白くて仕方ない。

ある意味、良い時代になってきたとも言えるだろう。

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