京都の魅力発信インタビューvol.5【鹽屋 三澤様】鹽屋(shioya)だからこそできる提案
今回は京都にある雑貨屋「鹽屋(shioya)」の三澤さんにインタビューさせていただきました!
鹽屋(shioya)とは
鹽屋では北欧ファブリック(繊維製品)や雑貨・オリジナル商品を中心に、カーテン・バッグのオーダーメイドも取り扱っています。鹽屋を運営している有限会社アルフは1990年に創業され、室内装飾品の製作販売、施工管理業務、インテリアコーディネートプランを行ったり、家具・室内装飾小物を取り扱いを行っています。
有限会社アルフの社長である塩見さんは会社創業前は国内のファブリックメーカーに勤めており、その当時からエンブロイダリー(刺繍)やジャガード(織り糸)のファブリックがある中で、プリントの生地に魅了されました。独立した際、Marimekko(マリメッコ)というフィンランド発祥のブランドと出会い、感動し、マリメッコを取り扱うショップを始めました。
本社は国内だけでなくイギリス、アメリカ、フランスといった様々な国のファブリックを展開していますが、ショップである鹽屋はマリメッコを中心とした北欧のファブリックを取り扱っています。
鹽屋を担当する三澤和之(みさわかずゆき)さんに思いを聞かせていただきました!
三澤さんのご経歴
三澤さんは大学では経済学の勉強をしていました。大学在学中から美術やアンティークに興味があり、卒業後は美術商の仕事に就職。美術商ではロンドンやパリに行ってアンティークの美術品、骨董を買い付け、国内で販売するという仕事をしていました。しかし身近で日常的に使ってもらえるインテリアを提案できる仕事に転職を考え鹽屋と出会いました。
会社での仕事内容
入社当初はショップスタッフをしていましたが、現在は本社で勤務をしており、スタッフの管理や、仕入れのアドバイスなどを行っているそうです。商品を仕入れる際には大手の売れ筋を追いかけるのではなく、スタッフが好きだなと思うものを仕入れるようにアドバイスしているそうです。その方(ほう)が、お客様に思いが届くし、SNSで発信する際も魅力をより伝えれると考えています。
鹽屋で取り扱っている商品
ショップでは厳選された北欧の家具、照明、ファブリックを200種類ほど販売していて、ファブリックは30cmからの切り売りはもちろん、オーダーメイドも行っています。カーテンやバッグだけでなく、ワンピース、スカート、日傘、浴衣などの家具や雑貨、小物と様々な分野のオーダーメイドを受けています。小さな会社だからこそ、お客様一人一人の想いを形にするオーダーメイドを大事にしているそうです。また傘は地元の職人さんに作ってもらったり、京都精華大学を卒業したスタッフと共にオリジナルファブリックを作ったこともあるそうです。これからも京都のお店だからこそできる地元の人とコラボをした商品を作っていきたいそうです。
これからの鹽屋の未来
世界中にいろんなインテリアやファブリックがある中で、国内におけるインテリアの認知度はまだまだなのが現状です。ヨーロッパでは発展していますが、日本はまだ後進的な部分があるからこそ、雑貨の良さを発信したり、広めるのが鹽屋の今後の役割だと考えています。世界には様々な国の雑貨やブランドがありますが、鹽屋はヨーロッパの雑貨を中心的に発信していきたいそうです。オーダーメイドなど、他の雑貨屋がしていないことができる鹽屋だからこそ、空間に合わせたアイテムを提供し豊かな暮らし作りのお手伝いができるよう努めていくようです。
感想
今回鹽屋さんにインタビューをさせてもらい、ただ国内や国外の雑貨を仕入れ、販売するだけでなく、自社のオリジナルの商品を販売したり、地元の職人さんや学生の方とコラボをしていることが分かりました。地域の人とコラボをしたり、オーダーメイドを行うなど他の雑貨屋ではなかなかチャレンジを鹽屋だからこそできたんだなとつくづく実感しました。鹽屋に行けば自分の暮らしに合った雑貨やインテリア、ファブリックを提案してくれるのではないかと思いました。機会があれば是非足を運びたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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