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空通信vol.151_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューvol.39【株式会社モダンタイムス 伊藤さん】

こんにちは!
姫路でインターンをしている宮下です!
今回はフリーペーパーを作られている『株式会社モダンタイムス』の伊藤さんにインタビューしてきました。

『MODERNTIMES』はお店や会社さんの魅力を発信する、地域密着型のフリーペーパーです。
兵庫県では姫路市を中心に播磨地域のお店や企業に置かれています。

県外にもあるそうなので、場所が気になる方はこちらから探してみてください。

またHPにバックナンバーもあるので、ネットでご覧になりたい方はこちらから。

企業やお店の魅力を引き出す側である、伊藤さんから起業の思いや大変さ、楽しさ、面白さについてお伺いしたので、ぜひご覧ください。

伊藤さんってどんな人?

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名前:伊藤尚子(いとうひさこ)さん
出身:姫路

伊藤さんは以前違うお仕事をされていた時にある広告に目がつきます。

そこで伊藤さんは「この広告を作った人に会いたい!」となり、新聞広告の会社に就職することになります。

お仕事をされる中で「お客さんと密接に付き合いながら仕事をしたい!」という思いから、現在の旦那さんと西日本エリアの新聞広告の代理店から地域密着の自社媒体MODERNTIMESに転身されました。

創刊:2006年6月

『株式会社モダンタイムス』のフリーペーパーってどんなの?

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『MODERNTIMES』とは、お店や企業の「魅力発信」というコンセプトでされている地域密着のフリーペーパーです。

他の有名なフリーペーパーでいうと、『ホットペッパー』や『タウンワーク』などがあります。
フリーペーパーは読者は無料で読むことができ、運営会社はフリーペーパーに載せている企業さんから「広告費」としてお金をいただいています。

『MODERNTIMES』では読者にフリーペーパーに掲載しているお店や企業のファンになってもらいたいという思いでされており、お店の魅力や地域密着型の記事などを掲載しています。

起業された当時は「クーポン」という強みを持っていたフリーペーパーが強く、真逆である「お店の魅力発信」をコンセプトにやっていたのでなかなか厳しかったそうです。

しかし、そのような中でも続けているうちに、思いに賛同してくれるお店や企業との出逢いにより、認知されるようになってきました。
何より、読者と広告主、媒体社の三位一体で続けてこれたのだとおっしゃっていました。

起業の大変さ

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前職で伊藤さんは編集などの作業が主なお仕事でした。
ですが、新たな地域媒体のスタートに「営業」という業務は不可欠なのです。

実際、私も現在インターンで営業を行っていますが、めちゃくちゃ大変です!
そもそもお客さんと接点を持つために「テレアポ」という、お客さんになりうる企業やお店に電話するという業務があります。
さらにお客さんに契約していただくために「商談」という、お客さんに商品の説明をして納得していただくという業務があります。

主にこの二つですが、この二つがとても大変なのです。

全然話したことも会ったこともない人に対して電話をかけて、会う時間をもらわなければなりません。
それがまず大変で、100件電話して上手い人で5件「アポイント」を取ることができます。

僕はインターン初めて3ヶ月ほどは全く「アポイント」は取れませんでした。

アポイントが取れたら次は、「商談」して契約してもらうのですが、納得していただけなければ断られます。

伊藤さんはやったこともない「営業」という業務を独立して行うことになり、とても大変だったそうですが、いまだに初めて契約を取れた時のことは忘れられないそうです。

そして会社が成長するにつれ、自身の営業マンとしての役割だけでなく、全体をみる仕事も覚えていくようになりました。
あまり「リーダー」などになるようなタイプではなかったそうなのですが、従業員の方をまとめ、育成をしていったそうです。

ですが、「リーダー」として引っ張っていくというよりも「やりたいことをみんなが手伝ってくれている」ような感じだとおっしゃっていました。
僕も今後就職する時は、そう言ってくれるような上司の方の下で働きたいと思います。

仕事をしていて嬉しかったこと

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大きく二つあったそうです。

一つ目は、「初めて契約を取った時」のことだそうです。

その日は1件もアポイントを取れていなく、冬の寒空の中車の中で「このままでは帰れない!」という思いの中テレアポをしていた時に、1件整体院さんにアポイントが取れ、そのままお伺いさせていただけることに。

そこで名前も知らない聞いたこともないような広告媒体だったのに「6回契約をあなたに任せます」と言って契約してくださったそうなのです。

その時のことはいまだにずっと励みになっているそうです。

二つ目は、「記事を書いた時」のことだったそうです。

「記事を書いてみてそれを読んでいいと思ったら契約してあげる」と言われたことがあったそうです。

こんなことは最初で最後でこの人だけだったそうで、ドックトレーナーさんだったのですが、これまで、誰が書いたものも納得がいかなかったが、伊藤さんは一発OKをもらえたのです。

その時はその場で泣いてしまったそうで、自分の好きなことを認めてもらえたことに感動したそうです。

夢の中での企画

企画がなかなか思い浮かばず悩んでいた時、夢の中で企画の内容をまとめていたことがあるそうなのです。

その企画は2020年まで10年ほど続いていたそうなのですが、「いろはかるた」を企業やお店の方と作っていくという物でした。

この企画は社長である旦那さんにもとても反対されたそうなのですが、結果大成功で、「来年は俺が『い』やるから!」と予約される方まで出てきたそうで、大成功でした。

夢に出てきたということでしたが、起きている間に本当に悩んで悩み抜いたからこそ、夢で頭の整理が行われ結果大成功になったのだと思います。

伊藤さんの思う広告事業の魅力は?

広告があるということは、世の中が豊かであるということ。

「広告は、概念を表現をするフィールドでもあります。広告で表現をする魅力は、まだ見ぬ誰かとの出会いがあること」

そして「広告の中でお客さんの魅力を自分というフィルターを通すことによってお客さんの気づけなかった魅力の代弁者になれる」そんなところが広告事業の魅力だとおっしゃっていました。

大学生へのメッセージ

「年齢が経つと頭が凝り固まって消極的になってしまうので、若い発想を活かして、思いっきりチャレンジしてほしい」
「若い人はすごいと思っているのでどんどんわたしたちを助けてほしい。自分達の可能性を信じてほしい。」

とのことでした。

インタビューさせていただいた宮下の感想

インタビューさせていただく中で、営業のことであったり記事のことであったりとても勉強になりました。

また営業のご経験もあり、私も現在壁に当たっているので参考にさせていただこうと思います。

お話を聞かせていただいて私自身とても勉強になりましたので、今後もこのことを忘れずこれからに活かしていきたいと思います。

インタビュー先情報

名前:株式会社モダンタイムス
HP:https://modernet.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/moderntimes_himeji/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCO847hW6_59Tj-VmsrGj-zQ
Facebook:https://www.facebook.com/llModernll/

インタビュワー情報

Instagramアカウント:shin_sora_himeji
Twitterアカウント :@shin_sorahimeji

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