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コンジアム

あらすじ:恐怖動画を配信する「ホラータイムズ」が一般からの参加者を募り、コンジアム精神病院への潜入を計画する。主宰者ハジュンを隊長とする7人の男女は、いくつものカメラやドローン、電磁検出器といった機材を現地に持ち込み、深夜0時に撮影を開始。100万ページビューを目標に掲げるハジュンの演出も功を奏し、サイトへのアクセス数は順調に伸びていく。しかし院長室、シャワー室と浴室、実験室、集団治療室を探索するうちに、原因不明の怪奇現象がおこる。そして、世にもおぞましい“402号室の呪い” の真実に触れることとなる。

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『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』からPOV方式の作品が生まれ、様々な映画が製作される。私の一番のお気に入りは『Rec』『Rec2』。特に『Rec2』を映画館で観たときは監督の演出の上手さに唸らされた。

『コンジアム』では、撮影時スタッフは撮影場所の中に入らず俳優たちだけで撮影するという斬新なスタイルで挑んだ作品。監督が外から「スタートォッ!」と叫ぶと、キャストが中で撮影。俳優のひとりひとりが、フェイスカメラ(表情)・ヘルメットカメラ(視点)・手持ちのカムコーダーと三台のカメラで撮ったものを編集したとのこと。なので、臨場感があってとても面白い映像に仕上がっていた。

今作品で再確認したのが、私は幽霊は怖くないということ。私の恐怖の地雷は「人間」であることに気づいてしまった。

例えば、人間が人間を襲う「ミッドサマー」等が私の恐怖の地雷スイッチが発動する。

もう一つ、私が推したい作品が『トリハダ』である。

⭐トリハダ五箇条
  幽霊は出ない
  超常現象は起こらない
  音楽で恐怖を煽らない
  過度な演出はしない
  日常から逸脱しない

特に「異常な愛情と執念の6日間」を初めて見た時の衝撃は忘れられない。ラストの「責任取れよ」というセリフはメガトン級の怖さがある。

あらすじ:宅配便で働く孝史は、不在表を見て電話してきた横田という女性に家に配達に行く。その日以来、その女性の姿が頻繁に孝史の前に現れるようになり・・・。

そして、下記はホラーからラブに印象がガラっと変わる。音楽の力を感じる動画である。


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