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ワンス ダブリンの街角で

あらすじ: ダブリンの街角で毎日のようにギターをかき鳴らす男は、ある日、チェコ移民の女と出会う。ひょんなことから彼女にピアノの才能があることを知った男は、自分が書いた曲を彼女と一緒に演奏してみることに。すると、そのセッションは想像以上の素晴らしいものとなり……。

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音楽は、人と人を紡ぐ。
ダブリンの街角で男は歌い、通りがかった女は男の奏でる音楽に惹かれる。
女はピアノを男の前で紡ぎ、男は女の奏でる音に惹かれる。
男と女は、自己紹介がない。
名前が無いのだ。
音楽で繋がっている「男と女」。
男は、失恋の傷を癒やすために歌っている。
歌詞は、全て男の元彼女に対する想い。徐々に男は元彼女へ歌うのではなく、女への想いを歌っていることに気づく。
女は、夫と子供がいる。
男は、女に自分の想いを伝えるが・・・・・
最後、男の女へのメッセージが心に響く。
「音楽」で始まり、「音楽」で終わる。
とても、心に響く作品です。


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