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REC/レック2

あらすじ:完全隔離された伝染病の発生源であるアパート。医師と警官隊がヘルメットにCCDカメラを装着し、感染の深層部であるアパートの最上階に向かう。しかし、次々に仲間たちが感染。閉鎖されたアパートの中で凶暴化した仲間におびえ、精神的に追い詰められながら、彼らはあるものを目にする。 

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今作品は、『REC/レック』の終盤から物語が始まる。前作では、アパートで伝染病が発生し、住人やその住人を救うために派遣された消防士たちが伝染病に感染してゾンビと化すパニックムービーであった。映像はPOV(主観映像)を用いており、まるで観る側がアパートに居るが如くストーリーが展開するので、臨場感があった。今回も前作同様にPOV(主観映像)を用いているのだが、その映像がパワーアップしており、前作以上に臨場感が倍増。90分間お化け屋敷を歩いている感覚でストーリが進むので、何本もホラー映画を観ている私でも仰け反ってしまうほどの映像が多々あった。しかも趣向を凝らしたシーンの連続なので、とても楽しませてもらった。しかし、疑問に思ったことが一点ある。前作では感染によるゾンビ落ちなのに、今作は何故悪魔憑きによるオカルト落ちになったのか?、という点だ。まぁ、感染によるゾンビ落ちの作品は多々あるので、今回のような展開にしたのだろうか。ゾンビ落ちのままでも十二分に面白い作品に仕上がるだろうに・・・。


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