ラブホテル
あらすじ:事業に失敗しタクシー運転手となった村木(寺田農)は、2年前に出会ったホテトル嬢の名美(速水典子)を客として乗せる。村木は運命の再会と信じるが、会社の上司との不倫に苦しむ名美は、当初、彼の思いを受け止めかねる。徐々に村木に惹かれていく名美は村木の心を試すある嘘をつく
私の好きな石井隆氏と相米慎二監督がタッグを組んだ作品です。相米監督作品ではあるのですが、やはり石井隆ワールド全開でした。
村木と名美がタクシーで再会するシーンや防波堤で語らうシーン、そして村木を愛する二人の女が擦れ違うラストシーンなど名シーンの数々に驚かされます。又、石井隆氏が描く村木と名美の物語には昭和歌謡がよく似合う。今作品では、山口百恵の「夜へ」ともんた&ブラザースの「赤いアンブレラ」が今作品をしっとりと濡らしています。
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