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「すごいね」と言われて、居心地の良さを感じている人へ。

「すごいですね!」と言われて嫌な人はいないだろう。

ただ、それをたくさん言われることに感覚が麻痺している人間が世の中一定数いる。

「あ、自分ってすごいんだ」と。

ただ、本当にその人がすごいわけではない。

自分のことを「すごいね」って言ってくれる人ばかりが周りにいる人は付き合う人や環境を変えた方がいいと思う。

「自分ってまだまだだな」って思えるような人たちと時間を過ごしていかないと成長しないし、ただの井の中の蛙でしかない。

私は以前、とても小さな営業代行会社でトップの成績だったため、周りから「〇〇さんすごいです!尊敬します!」と言われて気持ちが良かった。

しかし、自分よりも実力のある人が周りにいなかったので、このままで自分良いのかな?という思いも心のどこかにあった。

「もっと成長しなければいけない」ことはわかっていたけど、行動はできなかった。

そしてその組織からなかなか抜け出せなかったのは、傷つきたくなかったからだろう。

人は自分の嫌な意見より、気持ちの良い意見ばかりを聞きたがるものである。

自分の実力不足を認めたくないし、居心地の良い環境に留まりたいもの。

ただ、成長するためには”居心地の良さ“に違和感を感じなければならない。

逆に居心地悪いことが成長の伸び代があるということだ。

この不快感といかに向き合うか。
そして常に大きな不快感と自らぶつかっていかなければ成長はできない。

「環境を変えることは怖い」
「成長するために自分と向き合うことが辛い」

こう思うのは仕方がない。

ただ、今変わらないと中長期的に見たら成長せずかえって後退し腐っていく。

だから常に新たなことに一歩踏み出して欲しい。

「すごい」と言ってくれる周りの人のレベルを上げていこう。

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