「電話恐怖症」を知ってくれ!
突然ですが皆さんって、怖いものありますか。
お化けが怖い。
高い所が怖い。
人それぞれいろんな怖いものがあると思うんですが、
私は社会人として、いや現代に生きる一人の人間として
致命的なものが怖くてたまりません。
そう、電話です。
電話が怖くてたまらないんです。
じつは「電話恐怖症」という言葉もあるくらい
こういった症状の方が増えているらしいんですが、私もその一人。
施工管理という仕事をしていた際の、
クレーム電話の嵐に心をやられ、
電話恐怖症に陥ってしまいました。
ですが、「は?電話が怖い?なぜ?」という人もいると思いますので、
今日はそんな電話恐怖症の「あるある」を紹介させてもらいます。
「電話恐怖症」に無縁の方は、
ここまで苦労しているやつもいるんだと、知ってくれたら嬉しいです。
そして、電話にすぐ出ないやつがいても、
どうかおおらかな心で見守ってください。
電話恐怖症あるある:鳴りやむまで待つ。
急に電話がかかってくると心の準備ができていないので、
電話にすぐ出るなんてありえませんし、信じられません。
知っている番号なら内容を想像し、返答を考えたうえでかけ直しますが、
知らない番号なら絶対に出ませんし、かけ直しません。
……けど、もう一度かかってきたら諦めて、深呼吸してから出ています。
電話恐怖症あるある:電話が鳴るのがそもそも怖い。
急な着信音は心臓を止めにきているので、耐えられません。
もちろんマナーモード解除なんてもってのほか。
なんならバイブレーションも怖いので、一年中サイレントモードが基本です。
電話恐怖症あるある:番号を教えたくない。
そもそも電話かけられるのが嫌すぎるので、携帯番号をほとんど教えません。
最近はLINEが主流ですが、とうぜんLINEもほとんど教えていません。
……本当は会社メールの署名からも外したいくらいですが。
電話恐怖症あるある:かけたくない。
いま忙しいんじゃないか、迷惑なんじゃないか、みたいな心配もあるし、
うまく伝えられる自信がないから、かけたくありません。
そもそも出たくもないのに、こっちからかけなければいけないときのストレスといったら…。
どうしても、どうしてもかけなくちゃいけないときは、
事前にメモを書いてリハーサルして、深呼吸してからかけるようにしています。
………
他にも症状はいろいろあるんですが、文字数の関係でこのあたりで。
一時期仕事の電話が嫌すぎてストレスが限界突破し、
「なにも入ってないはずのポケットが振動する幻覚」に襲われたり、
「電話に出ないことを謝罪する寝言」をくり返し、妻を不安にさせたりしました。
そんな一番ひどかったときは脱したものの、
いまだに恐怖に取りつかれ、上記のような対応をつづけています。
けど、そんな私も気づいたら32歳。
上記のような対応をしながら、
必要であればしぶしぶ電話をかけながらですが、
社会人としてなんとかやっていけています。
ですので、いま電話恐怖症で悩んでいる方は、
「こんなやつでもなんとかなっているなら大丈夫か」と、
少しでも安心してほしいなと思います。
で、まったく共感できない正常なあなた。
本当に尊敬していますので、電話にすぐ出ないやつがいても、
どうかおおらかな心で見守ってください。
そして僕たちの代わりに電話に出て、かけてください。
いつか、きっと、たぶん恩返しすると思いますので。
【この記事を書いた人】
NAME:はちまん
新卒で入社した建設系メーカーを1年半で退職。それから半年のニート期間を挟むも、無事に転職に成功した32歳。現在は自分と同じように、就活で失敗する若者を生まないために、実体験を交えながら転職のためのワンポイントアドバイスを発信中。
「ITやモノづくりの世界を身近に感じてもらいたい」そんな思いでこのnoteを始めました。書き手は全員転職経験者。実体験にもとづくエピソードや、転職に役立つかもしれない小ネタ、気になるニュースなどをざっくばらんに更新していきます。気に入っていただけたら、ぜひサポートをお願いします!