お父さんと遊ぼう!4, 5, 6歳編
現実的な興味を持つようになる時期
この年齢になると、お父さんも一緒に遊ぶのが楽しくなります。話が通じるようになるからです。
3歳くらいまでは、まだ現実のことなのか想像の世界のことなのか、よくわからないことがあります(この年齢の子どもの可愛いところです)。
4歳を過ぎると急に話が現実的になり、子どもなりの考えを話したりするようになります。お父さんもこの頃から、お母さんがいなくても子どもと二人の世界を楽しめるようになってきます。
一緒に作る
ぜひお父さんはお子さんと一緒に、何かを作ることをしてみましょう。それも、できれば生活に使えるものがいいでしょう。
例えば、キッチンに棚を作る時には、お子さんを助手にして、道具を取ってもらう、木を切るときに押さえてもらう、重いものを運んでもらう、、。
きっと張り切って手伝ってくれることでしょう。
この年齢の子どもたちは、大人が何かを作るという作業を、とても興味深く見ています。
お散歩で建築現場に通りかかり、そこで屋根に登って作業をしている人を見つけると「すごいね。あんな高いところで、なにしてるの?」と興味を示しませんか?
何かを作ることを見ることは、子どもたちの遊びにつながります。子どもは見たこと、体験したことを遊びの中で表現しているのです。だから興味のあることをたくさん体験すると、子どもの遊びはより豊かになっていきます。
大きな段ボール箱があれば、それでお家を作ったり、小さな箱で電車を作ったり、、。
一緒に作る遊びは時間がかかりますが、今のような日々の中では「また明日、続きにしよう」というのも楽しみの一つになりますね。
おんなのことの遊び方
女の子は毛糸で指編みをしたり、6歳くらいになると縫い物も気をつけてできるようになります。使ったものをお父さんにプレゼントしてくれることもありますね。
ただ作るのではなくて、それを誰かにプレゼントしたり、生活の中で使ったりすることによって、自分の手が人を喜ばせたり、役に立つものを作れる大事な手なんだということを体験することができます。自らの手で作り出す体験が、自己肯定感にもつながるのです。
女の子と一緒に何かを作る時には、「どうやって作るの?」と教えてもらいましょう。
言葉ではなくて、一緒に手を動かして教えてもらうことで、いい時間が作れると思います。
決して上手にできなくてもいいんです。自分のできることにお父さんも興味を示してくれて、一緒にやることに意味があるのではないでしょうか。
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