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幻の映画「美しき緑の星」が発売禁止になった理由とは?


スピリチュアル好きな人に人気で、ちょいちょい話題にされている映画

「美しき緑の星」

監督・主演はコリーヌ・セロー。

1996年に公開されたこのフランス映画は、
コリーヌ・セロー自身が「クレイジーな映画を作りたかった」ということで作成された。

すると・・・

なんと予言通りにクレイジーで上映前に中止され発売も禁止されてしまった!

そんな数奇な運命をたどったこの作品。

しかしその後20年以上かけてジワジワとネットを介して世界中に拡散していったという、なんとも珍しい映画なんだ。


その内容については、色々と気になっている人も多いだろうから、今回は解説記事をかいてみたよ。


・そもそも「発売禁止」という噂は本当なのか?

・この映画の、どこがそんなに「ヤバかった」のか?

・気になる「切断」とは、一体なんだったのか?


ひも解いていこうじゃないか!


発売禁止になったって、本当なの??

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)

この世の中から葬り去られて「発禁」となってしまったと言われるこの作品・・・


実はけっこう有名な俳優も出ていて、テレビでも2回くらい放映されたことがある。

が、それ以来、地上波からパッタリと姿を消してしまった・・・!


そういう意味で、「幻の映画」と呼ばれることもあるようだ。


・・・なんだけど、


そもそも「発禁」というウワサ自体が、ウワサでしかなかった!

という見方もあるみたいだよ。


というのも・・・

現在は欧州でもDVDはAmazonで買える状態だし、別に発売禁止になっているような様子はうかがえない。


一時期は、

「ネットにアップするとすぐ消される〜〜!!陰謀だぁぁ〜〜!!」

みたいな声もあったようだけど、実は何年も前から日本ではニコニコ動画でフルバージョンが削除されずに残ってるくらいだしね。

(そもそもyoutube等の大手動画投稿サイトでは、ある一定の再生時間の動画には自動的にチェックが入り削除されやすいアルゴリズムが組み込まれているのだとか)


なので、当局としては・・・


「美しき緑の星は、別に発売禁止になってない説」

を、採用したい!!

(そんな大それた説じゃないけどねw)


まあ、たしかに「幻の発禁の映画!!」と言った方が、注目も集まりやすいわけだし、

一時期は本当に、どこを探しても見つからない状況だったようなんだ。


「火のない所に煙は立たぬ」ともいうわけで・・・

そもそも、なんで「発売禁止」なんていう噂が広まったのか?

その理由は、このあたりの背景に原因があるようだよ。


早すぎた映画「美しき緑の星」

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)


冒頭でも書いたように、この映画は監督のコリーヌ・セローさんが、

「クレイジーな映画を撮ろう!!」

と言ってつくられた映画だ。


コリーヌ・セロー監督はコメディ映画で成功を収めていて、1986年公開の「赤ちゃんに乾杯!」ではアカデミー賞にノミネートもされているんだよ。


そんな実力派の監督が、かなり気合いを入れてつくったこの作品は、

当然、それなりに成功するものだと思われていた


のだが・・・



まさかの大失敗に終わったんだ!!!


それこそ陰謀か!?

と言えば、そうでもなかったらしい。


実際、監督も当時を振り返ったインタビューで

「早すぎた映画」

として、その興業的な失敗の原因について語っているよ。


それもそのはず。

「美しき緑の星」の公開は1996年!


あの映画「マトリックス」の公開だって、三年後の1999年だし、

1996年といえば、世の中はまだWindows95が出たばかり。

日本の子供たちはスーファミやプレステやたまごっちで遊んでいた頃だよ。

(👆マジでやべえ内容だからゼッタイに読むなよ)


当時世の中は、冷戦構造のおわりと、その後に始まったITバブルの真っ最中。

大きな不安や混乱は、まだまだ表面化していなかった時代だ。


当時の大衆が、この映画の「メッセージ」に反応できなかったとしても、ムリはない。

1996年には、まだこの映画を受け入れる準備が大衆にできていなかったと考える方が、妥当だろう!

(むしろ信じられていたのは、1999年に世界が滅亡するというノストラダムスの大予言だったのだ……)


だから、この映画は「発売禁止」になったというより・・・


「盛大に"スルー"された」


と言う方が、正確なんじゃないかな!


大衆にもスルーされ、評論家にもスルーされ、商業的にもスルーされた。



まあ、その意味じゃこの映画、そのまま歴史の闇に消えていってもおかしくなかったんだけど・・・、


そこからの展開が、かなりミラクルだった!!


1996年の大衆にスルーされた「美しき緑の星」は

20年近くかけて、ネットを中心に世界中に広まっていったんだ!


これってもはや、

「発売禁止」になることよりも

すごいことじゃないだろうか?

当局は、感動すら覚えてしまうね!


大失敗した映画の、まさかの復活劇。

かなりドキュメンタリーな展開だと思わないかい?


事実は小説よりも奇なり。

大衆にスルーされ、評論家にも酷評され、商業的にも失敗した映画が・・・

ここまで後世に残ることは、かなり珍しいと言える!


それだけ、この「美しき緑の星」という映画にはパワーがあったし

現代人に求められていた魅力があったということだと思うんだ。



と、いうわけで、前置きが長くなってしまったけど、

先に「美しき緑の星は発売禁止になってるって本当?」という問いに対しては、


・発禁ではなく、スルー(商業的な失敗)だった!

・けれど、その後20年に渡る世界的な広まりはかなりのミラクルだった!


と答えを出しておこう。

そういう意味では、単なる発禁よりも話題性の高い、ある意味で幻よりも珍しい映画だと言える!


それではいよいよ、そんな「美しき緑の星」が放つメッセージについて解説していこう!

(ネタバレになるから、作品を観賞してから読んでねっ)


あらすじ:別惑星の人間社会を描いた幻のフランス映画

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)

ストーリーを忘れちゃった人のためにお話しすると、

物語は、地球ではないどこかの惑星からはじまる!


そこには、僕らのような人間が住んでいるんだ。

(エイリアン【いる派】としては、これだけで推し映画認定しちゃうね)


(詳しく解説した動画もあるんだけど、ゼッタイに観るなよ?)


「彼ら彼女ら」は、いわゆる「宇宙人」なんだけど、

その暮らしは、地球の文明社会とはまったく違う!


①貨幣制度がない

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)

基本的には、持っている人が余分なものを分け与えるので、”足りない”ということがない。

主人公のミラさんが住んでいる惑星では、誰かが
「〇〇が足りない!」
というと、即座に
「うちのあげるよ!」
と誰かが言って、それで終わっていたね。


②長生き

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)

そして、長生き!

だいたい250才まで生きるのが普通で、「143才での事故死はかなり若い」らしいよ。

ちなみに100才を超えたあたりで「2回目の歯の生え変わり」が起こるという。

明らかにゲノムの質がちげえ・・・。


③戦争もない

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)

戦争や圧政も、ない!

地球で当たり前にある差別や不平等、貧困などもすでにない!


他にも自動車がなかったりしていて、地球のような工業を中心とした産業構造は、3000年前に終わったと言われている。

つまり、地球より3000年先をすすんで文明という設定なんだね!


その割には、かなり牧歌的な風景なんだけど、

『ある部分』において、いちぢるしく進化している様子が

描かれているんだ!


その『ある部分』こそが、「美しき緑の星」において注目したいシーンだと思うんだけど、

それについては後述するねっ!


そんな感じで、僕らと同じ人間でありながらも、彼らの暮らしぶりはかなり違っている。


異星人から見た地球!プラネットギャップの数々

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)

彼らは惑星間の移動もすでに出来るようになっていて、

「星外派遣」というのが行われるんだ!


僕らでいう海外出張みたいな感じで、

他の惑星に出張するんだ。


映画の序盤では、

「誰か、なんとか星に行きたい人〜?」

みたいな感じで、誰がどの惑星にいくのか?を話し合っているんだけど・・・


なんと地球に行きたい人が1人もいない!


それもそのはず、

彼らの中では地球というのは野蛮な民族が暮らしている惑星だというイメージなんだ・・・

「貨幣経済で、戦争があって、自動車が走っていて、差別と貧困が蔓延していて、危険すぎる!!!」

と、非難轟々の嵐だ。


そんな中、一人の女性が「わたし、行ってもいいですよ」と手を上げる。

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(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)


それが主人公のミラさんだ。

(ちなみに演じているのはコリーヌ・セロー監督自身だよ。美人だよねえ)


周囲の反対を押し切って、ミラさんは地球に行く。


そこで、全く違った価値観というか、地球の常識社会というものにその宇宙人の女性が色々とビックリする様を、コミカルに面白おかしく描いた映画なんだ。

僕らが当たり前だと思うことが彼らから見たら異常というか、「えっ!?なんでそういうことするの?」みたいな、信じられないことが多々あるんですよ。

プラネットギャップみたいな。

そこがね、地球人気づかされちゃう映画なんだよね。

瞳のシンボルに隠された意味

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)


※ここからはネタバレも含むから見てない人は気を付けてね♪

まずこの映画の一番最初の出だし、どんな始まりだったかを
観たことのある人はもう一回思い出してほしいんだけど、

実は「目」から始まるんだよね。

いろんな動物の目が描き出されるところから、この映画はスタートするんだ。

この瞳というのは、宇宙経済的にも人体端末理論的にも重要だ。

なぜなら、瞳はその人の記憶、過去の記憶というものが蓄積される場所なんだ。

「瞳」と「記憶」のつながりについて


「目は口ほどに物を言う」とは昔から言うけれど、

「瞳」には膨大な情報が現れているんだよね。

その人の「瞳」を観れば、その人そのもの=「その人の記憶」が現れている。

人体端末理論では、そのように考えているんだ。


そして人間の「記憶」というは2種類ある。
「記録」と『記憶』だ。

①前頭葉、脳海馬からつながる集合無意識=亜空間知能をベースとした記憶(記録)

②瞳の記憶=本当の自分の記憶、関係性主体の記憶、自分らしい肌触りから導き出される記憶

要は

・「記録」=自己中心的なワンマンプレーの記録情報
・『記憶』=他者とのつながり「縁起」により紡がれる記憶情報

要はこの、

「記録」か『記憶』のどちらを多く、そのカラダにまとっているか?
それがその人の、体の雰囲気には出るんだよね。

そしてそれが、長年の「生き様」となって現れるんだ。

だから例えば、なんか成功しているお金持ちでも、
「瞳」が妙に機械的でつめたい感じがするな~
って場合は、

『記憶』ではなく「記録」を巻き取っている
人体端末である可能性がたかいんだよね。

まあそこのところは、感覚的にとらえられるものだから、
なまじの知識よりも、5歳児のような素直な肌ざわりに従う人の方が、
優れているセンスだろうね。

そんな2つ目の記憶は、視床下部の中の松果体という部位で映像処理されていて、

その松果体の輝きというものが、瞳に反映される人体のカラクリがある。

それが「瞳を見ればわかる。」の真の意味だ。

人体の中で唯一整形ができない「瞳」というものに、隠しきれないその人の過去=記憶というものが蓄積されるということなんだ。


貨幣制度がない!”進化”した文明スタイル


(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)


一番最初の、別の惑星の地球に誰が派遣されるかという会議では、みんな自分の資質を活かしたコンテンツメイキング、その才能を持ち寄って持ちつ持たれつ、お互い様の関係性で成り立っている社会が表現されていたね。

これが真の時空協働創造態。
まさに目指している新天地=アナザフロンティアの姿そのものなんだ。

そこではみんな自己解析もせずにただ権利収入を追ったりとかする必要もない。

そもそも貨幣制度もない。

要は自分の肌に合っていないことをさせられたり、しなきゃいけない、そういうことがないんだ。

できないことは、できる人に頼る。

まさにワンピース、麦わらの一味のような、それが大きくなったような社会が実現している。

そして結局、ミラが地球に派遣されるんだけど、地球に行くと、野蛮な人たちが沢山いる星だから危ないんで、「切断する力」を持っていくんだね。

「切断」ってなに?何と何を切断するの?

(引用元:DVD美しき緑の星,©コリーヌ・セロー,やつは株式会社)



何か困った時は切断すれば・・・。

地球の人たちは、切断されると急に木に抱きついちゃったりとか、靴を脱ぎ捨てたりとか・・・
急に奥さんに花を買ってったりとか、テレビをいきなり捨てたりとかしちゃうw

でもさ・・・

「切断」って意味深な翻訳じゃない?

これっていったい何を意味しているんだろう?

気になるところだけど、長くなってしまったから、今日はこの辺で。

つづきは・・・

●切断の本当の意味
●もう一つのキーワード『交換』の意味
●バッハもキリストも実は『派遣者』
●『派遣者』によるプログラム【SPP】

あたりを描いていこうかな。


まあ、そろそろ地球にうんざりしたし
いっそ美しき緑の星に転生したいんで
エイリアンさん、さらってもらっちゃっていいっすか?


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