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【社員インタビュー】世界一周の船旅が変えた生き方。ナレーター業からIT業界への出航

こんにちは!デザイングループの折口です。
今回は、昨年12月に入社された品質管理グループリーダーの上甲さんにお話を伺いました。ナレーター業をされていたという才能豊かな上甲さん。その意外なルーツを紐解きます!


上甲さん、同じ愛媛県出身同士ということで今日はよろしくお願いします!「上甲」っていう苗字は他ではあまり聞きませんけど、愛媛には多いですよね?

そうなんですよ。珍しい苗字って言われますが、実は愛媛県民にはあまり違和感がない苗字なんです。

小学生の時に、上甲先生がいたのを思い出しました!(笑)


人生の転換点となった世界一周の船旅

さて、上甲さんは去年12月に入社されたとのことですか、それまでの経歴を教えていただけますか?

大学ではエンジニア関係のことを勉強していたんですが、映画の吹き替えをやりたいと思って、大学卒業後に上京して声優の専門学校に通いました。そこから事務所に入ってナレーター業などの声の仕事をするのと並行して、副業のような形でタクシーの夜間配車オペレーターの仕事をやっていました。その仕事は昨年の4月で辞めて、改めて就職したのがソニックス、という流れですね。

いやいや、のっけから情報量が多いんですが…!
まず、エンジニア系の学生が声優を目指すことになったのは、どういう心境の変化があったのでしょうか?

大学の頃はエンジニアの仕事がしたいと思っていました。田舎育ちなので、高校・大学と進学して、普通に就職して…っていう流れが当たり前な感覚だったし、声優の専門学校に行って声の仕事するなんて考えはもともと全然なかったんです。普通に大学に通って、就活もしていました。
でも…居酒屋によく「地球一周の船旅」のポスター貼ってあるの見たことあります?大学四年の時、あれに乗って世界一周したんですよ。

確かにあのポスター居酒屋でよく見る。

ええ!?すごい!

あのポスター経由じゃないんですけどね。知り合いから教えてもらって、どうせだったら大学生活の最後にと思って申し込んでみたんです。乗客は1000人くらいで、子供から80代の方まであらゆる世代の人が乗っていました。やっぱりちょっと変な人が多かったし(笑)、それが90日間船の上で共同生活するので、本当に毎日が普通ではなくて。たくさんの出会いがあって、旅が終わった後もそこで出会った友達が住んでる東京のシェアハウスに居候して、また別の出会いに繋がったり。働いていない人なんかも普通にいましたし。そんな生活の中で、「大学行って就職する、みたいな流れも別に当たり前じゃない。なにか違うことがしたい。」と思うようになったんです。

船旅から始まった出会いが、それまでの考え方を覆す大きな経験となったんですね。

そうですね。今東京にいる知り合いはそのときの船旅からの派生の人たちがほとんどですので、自分の中では大きな転換点になったと思います。

様々な出会いを経験した船旅。

ナレーター業からソニックスへ

全然知らない世界だったので興味深いです!そして、声のお仕事からソニックス入社もなかなか大きな転身ですよね。

もともと30歳くらいまでに判断をつけようという思いはありました。それで昨年4月に一旦それまでの仕事に見切りをつけて、改めてやりたいことを考え直し、学生時代にエンジニアを目指していたというのもあってIT関係で就活を始めました。

どういうきっかけでソニックスのことを知ったんですか?

ソニックスを知ったのはtypeの就活フェアでした。そこでパンフレットを見ていたら社員の方に声をかけていただいたのがきっかけですね。声の仕事をしながらタクシー会社でも働いていたので、ソニックスがタクシー配車アプリなどのモビリティ関連事業に力を入れているのに興味を持ちました。そのときちょうど代表の吉澤さんがその場に来られていたので、カジュアル面談みたいな感じでお話しさせてもらって、じゃあ面接に来てみるか、という話になったんです。

就職活動を通じて、ソニックスのどんなところに魅力を感じたんでしょうか?

未経験でもOKと言っていただけたことと、あと自分は「私服で働ける」っていうことを就活の軸にしてたんで、それでソニックス良いなと思って。(笑)

たしかに、それは大事ですね。(笑)

私服OKは超大事です。


上流〜下流まで、全体を通して品質を”保証”する

現在、上甲さんは品質管理グループのリーダーをされていますが、品質管理グループはどんな部署なんでしょうか?

製品・サービス全体の品質を保証するのが品質管理グループの役目です。一般的に、品質管理ってQC(Quality Control)と訳されるんですけど、自分達が目指しているのはQA(Quality Assurance)=”品質保証”ですね。QCだと、できた製品やサービスに対して検査をしたりテストをしたりして品質を確認していくというイメージですが、QAはそれより前の段階からサービスに対して品質という目線からアプローチをかけていく。作る段階の上流工程から、製品ができたあとのQCの過程まで、全体を通して製品の品質に責任を持って関わっていくことが仕事だと思っています。
ただ、品質管理グループ自体はまだ発足して間もない部署なので、どちらかというと今はQCの仕事がメインになっています。これからもっと上流の工程に関わっていきたいです。

リーダーということで、グループをまとめるために気をつけていることはありますか?

自分がこのポジションについたのは今年の2月からで、テスト業務などはみんなより知らない状態なので、そういった部分はまだまだ勉強中です。今リーダーとして重視している仕事はリソースのマネジメントですね。誰を、どの案件に、どのくらいの時間であてるか、などの管理です。そのためにも人を知ることが一番重要かなと思っていて、一人ひとりの考え方や価値観みたいなところをまず理解していけるように意識して会話したりしています。

船旅などでいろんな考えの人と触れ合ってきた経験も、今のマネジメントの仕事に活かされている感じがしますね!

たしかにそうですね。品質管理グループは現在11人いて、人見知りなんてしてられないですからね。(笑)マネジメント業務ってこれまであまりしてこなかったんですが、吉澤さんには、前職での業務とかよりも自分の考え方や人当たりのような部分を買ってもらえているのかなという感じがします。それは自分が経験してきた中で培ってきたものだと思います。

上甲さんの話しやすいお人柄は、たくさんの人との出会いから培われてきたものなんですね。
では、これから入社する人に対して、ソニックスのおすすめポイントを教えてください!

チャレンジがしやすいところです。代表の吉澤さんは、こういうことがやりたいと言えばめっちゃ考えてくれるんですよ。部署の異動なんかも、マッチしているなって判断してもらえたら割とすぐ叶ったりすると思うんで、本当にチャレンジしやすい。そういう身軽さは良いなと思います。

チャレンジできる環境、揃ってます。


趣味:映画、ラーメン、etc

映画が大好きというお話がありましたが、普段どんな映画を観てるんですか?

オールジャンル観ます。暇な時は映画を観るっていうのが習慣化していて、古いのも観るし映画館にも行きますね。

一番好きな映画ってなんですか?

うーん、答えづらいですね。(笑)自分はラーメンも好きなんですけど、何ラーメンが好きっていうのも答えづらいんですよね。ジャンル指定があれば出てきたりします。

じゃあ…、SF映画ではどうでしょうか!?

『インターステラー』ですね!『インターステラー』大好きで、この映画に出てくるマーフっていうキャラクターの腕時計がハミルトンから出ていて、さんざん買おうか悩んだんですが、限定だったので速攻で無くなってしまって、諦められました。13万とかするので悩ましいところだったんですが…でも買えていても嬉しかったでしょうね。

13万…相当好きなんですね!インターステラーは私も観ましたが、確かにめちゃくちゃ面白かったです。
ラーメンもお好きということで、結構いろんなお店に行かれてるんでしょうか?

はい、かなり行ってます。東京の食べログランキング100までのお店を6〜7割を制覇していた時期もありました。会社の近く(五反田)だと、麺屋 彩音(sign)っていうお店が美味しいです。塩・醤油どっちもあるんですけど、どっちも美味しくて、淡麗で上品な質の高いラーメンって感じですので、ぜひ行ってみてください!

美味しそう。行ってみます!
ランキング100のうち7割制覇は凄いですね。いつかソニックス公式noteでぜひ上甲さんの「ラーメン探訪記」を連載していただきたいと思います!

意外なお話がたくさん聞けて楽しかったです。今日はありがとうございました!


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