全生徒におすすめしたい映画
こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。
新年度も始まり忙しい1ヶ月でしたが、もうすぐでGWがやってきますね。
5月3日〜4日は高槻市で毎年恒例の「高槻ジャズストリート」が開催されます。5月3日に教室の生徒さんが2度目の出演をされるので、私も観に行きます!皆さんも良ければぜひ足を運んでみてくださいね♪
生徒さんに観てほしい映画を紹介
今日はJazz繋がりで私が好きな映画を紹介したいと思います。その映画は「ソウルフル・ワールド」です。
あらすじで興味を持った方はぜひ観てみてください。音楽が好きな方はもちろん、生きる意味で悩んでいる方にもおすすめです。この後長ーく熱く(笑)感想を書いていますので、ネタバレを先に見たいという方はご覧ください。
(以下ネタバレを含みます)
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印象に残っているシーン
この映画で私が特に印象に残ったのは、いわゆる”ゾーン”に入った世界の描写です。そこは肉体と精神の間の空間と言われていて、音楽や演劇、スポーツなどでゾーンに入ったときの世界で、そこにいる人々はとても恍惚として幸せそうな表情をしています。
一方でそこは恐ろしい世界とも紙一重になっており、ゾーンの感覚が不安と強迫観念に囚われると恐ろしい姿に変貌してしまいます。
生きる意味を見失ったソウル(魂)もその恐ろしい姿になってしまうのですが、その理由は「生きる意味がない」という絶望からでした。「生きる意味を見つけないといけない。自分が生きている幸せを感じる体験はちっぽけで、社会にとってはなんの意味もない」と。
生きる意味とは
ちっぽけな体験が生きる意味にならないというのは果たして本当でしょうか。実は私が1番生きる喜びを感じるのは散歩をしている時です。太陽の光が温かいとか、足取りが重たいとか軽いとか、若葉の匂いが鼻を通り抜けるとか。そういった瞬間は社会にとって役に立っていなくても、私にとって本当に大事な生を感じる幸せな時間です。
そして音楽に触れることや表現することは単純に楽しい時間です。私にとって音楽は学生時代から自分の感情を表現する方法であり、声を出すことは私にとって生活の一部です。今ではそれが仕事になっているのですが、それはメインの目的ではなくておまけだと思っています。
好きなことが仕事になった理由は、歌を歌って、生徒さんの声を聞いて、一緒に発声練習をして、ブログを書いている瞬間が本当に幸せで、毎回ゾーンに入るくらい熱中しているからだと思っています。だからこれからも自分の中の楽しさを大切にして、熱中できることを続けるつもりです。
体験に最大の価値をつける
お金にならないとダメとか、何者かになって誰かに認められなければ意味がないと思っている方は、今の体験に最大の価値をつけてみてください。
声に悩むこと、緊張しながらステージに立つこと、発声練習をすること、感情を声で表現すること、理想の声を探求すること、勇気を出してレッスンに行くことなど、それら一つ一つの体験に本当の価値があると思います。
もしやっている意味が分からないとか、自分の情熱を見失ったように感じる方は、ぜひ周りと比較せず始めた頃の純粋な楽しさを思い出してみてください。
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