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新型コロナ保護者支援の助成金について

こんにちは。N川です。
弊社では新型コロナの猛威が収まらない中、緊急事態宣言から
2月からのリモートワーク期間をGW明けまで延長することにしました。

自宅作業とはいえ、休園や休校になってしまった乳幼児を抱えるスタッフからは不安や心配の声が多数あがる状況で、会社としても何とか困っているスタッフを助けたいと経営陣・総務ともに思案を巡らせていました。

そこで今回、助成金を活用して特別休暇を設ける判断に至りました。

厚生労働省/新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

この助成金についてはニュース等で
企業側の「不使用」問題が取り上げられていることもあり、ご存じの方も多いと思いますが企業側からすると、とても判断が難しい一面があります。

というのも、労働者の日額換算賃金額は全額払ってね
でも企業への助成金支給額の上限は8,330円ですよ、という内容であるためです。
つまり、日給20,000円の労働者が特別休暇を全日取得した場合、
差額の11,670円は企業が負担することになります。(※2020/4月時点の情報です。最新の情報は厚生労働省サイトでご確認ください)

新型コロナ収束の目途がたたない
会社に無尽蔵に人や財源があるわけではない
業務は変わらず存在し、対象とならないスタッフへの負担は最小限の抑えたい、けれど、
幼い子どもを抱えたスタッフも何とか救いたい…!

悩んだ結果、
弊社では下記のように決断しました。

「小学校等の臨時休業に伴う保護者の休暇取得支援のための新たな助成金」の要件を満たしたうえで、どうしても一人では子どもの面倒を見ることが難しい等の要件を満たした場合に日数の上限を決めて特別休暇を付与すること

特別休暇の申請も、Slackで休校証明(保育園や学校等からのメールのコピー)等をもらうようにして、なるべくスタッフの負担の少ない方法を採用。

承認が通ったスタッフには「特別休暇」を付与します。

私自身もシングルで休校の中、自宅で仕事を行っている身なので
「もし我が子がコロナを罹って入院してしまったら」という不安を持つ
スタッフの気持ちはよく分かります。

今は緊急事態のため、内閣府の「ベビーシッター割引券」も
当分の間、割引券を使用せずに利用した場合でも
割引額の返還を受けることができる等、特別な措置がとられています。

こんな状況だからこそ、上手く制度を活用して
組織一丸となってこの困難を乗り越えていきたい
と思っています。

内閣府「ベビーシッター割引券」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/sitter_atsukai.html

#新型コロナウイルス , #助成金 , #バックオフィス , #総務

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