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【オープン社内報#30】まちなか再生プロデューサー

 こんにちは。株式会社ひらくの染谷拓郎です。

 こないだジムでベンチプレスを上げている時にぐぐぐっと歯を食いしばったら、数日後からじくじくと前歯が痛み出しました。歯医者で診てもらうと、なんと歯の根本がひび割れてしまったそう。歯は骨と違って癒着するものではないので、解決法は抜歯してインプラントかブリッジ(という両脇の歯に被せるもの)か入れ歯の選択とのこと。さすがに36歳で入れ歯は抵抗がありますが、他の二つもデメリットがありなかなかつらい選択です。というか、前歯を抜くって。。。皆さんも食いしばりにはご注意ください。

 前回号で「文化的健康」について書きましたが、「肉体的健康」があってこその「文化的健康」。歯が痛くなってからは全てが億劫になってしまい落ち込んでいます。ええと、差し入れは柔らかくて歯に負担がないものでお願いしますね。ペコちゃんのほっぺか鎌倉カスターのみ受け付けます。

 さて、せっかく30回目の更新になるのでもう少しカッコよく始めたかったのですが、なかなかうまくいかないものです。今回は、ようやく対外的に発表できるようになったプロジェクトについて書いてみます。

 地域総合整備財団(ふるさと財団)が毎年全国4自治体のみ採択する「まちなか再生事業」に、茨城県常総市が選ばれました。そして、常総市が定める「まちなか再生プロデューサー」に株式会社ひらくが任命されました。

(左)常総市長 神達岳志氏 熱いお人柄で、たくさんの市民から支持を得ています (右)染谷 朝ギリギリまで資料作成していてシャツにアイロンがかけられずシワシワ。この時も歯が痛い

ふるさと財団のページ

常総市のページ

 「近隣の道の駅整備事業の令和5年春開業を契機とした、地域資源活用による来訪者の回遊による交流人口増、空き店舗活用の水海道駅周辺地区エリアの再生」とありますが、それを実現するための具体的なアクションと、その先の未来のビジョンをどのようにつくっていくのかを市民の皆さんや行政・企業のみなさんと一緒に考えていくプロジェクトです。

 もともとのきっかけは、常総市が僕の(ほぼ)地元だということ。出身は常総市に隣接する守谷市で、僕が小学校、中学校くらいまでは、いつも水海道(常総市まちなかエリア)まで自転車で出掛けていました。家族のお気に入りだったラーメン太郎は水海道。中学1年生のとき千葉テレビの「伊藤政則のROCKCITY」で紹介されていたアメリカン・ハイファイのアルバムを買いに行ったCD屋も水海道。中学3年生の夏、友達と組んだバンドではじめてライブハウスに出演したのも水海道。

 それから20年。ラーメン屋もCD屋もライブハウスもすべて閉店してしまいました。まちなかエリア全体でかなり空き店舗が目立つようになってきたなかで、2019年に常総市で開催した「森の生活」をきっかけにをきっかけに常総市の職員さんと距離が近くなり、今回のプロジェクトにお声がけいただけることになりました。地元が少しでも元気になるお手伝いができることは、僕にとって大きなモチベーションです。

 そしてひらくにとっては、新しい領域を切り開くプロジェクトになりそうです。公共プレイス事業を推進していくにあたり、この常総市のまちなか再生事業を形にできれば、今後他の自治体にも転用できるものもあります。いま、ひらくには「外部の視点だからこそ見える」ことと、「それを実現するためのアイデアと実装力」がついてきました。僕だけでなく、メンバーも主体的に動いてくれているので、すごく心強い。

 いまは、7月下旬に控えている大きな会議に向け準備中です。ふるさと財団さん、常総市、ひらくなど総勢30名ほどが現地に集う「現地会議」を開催します。その頃には具体的な取組内容も載せたプレスリリースも出せるようにしていきます。このプロジェクトを通じて、市民の方、行政・企業、そして取組を見守ってくださる方々に「うれしい時間」を提供できるよう、がんばります。

  最後まで読んでいただきありがとうございます。今日もがんばりましょう。

染谷

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今週の「うれしい」
バックミンスター・フラーやジョン・ケージが先生だったという伝説の美術学校「ブラック・マウンテン・カレッジ」について調べ始めました。うわあ、こんな場所があったんだ!という驚き。勉強することがたくさんありすぎて時間が足りません。

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