記録しておきたい娘の成長
さっきお風呂から上がって、くすっと一人で思い出し笑っちゃったんです。それは今日の出来事。娘が私に言った何でもない一言なんですけど、私にとっては覚えておきたい一コマになりました。
今日は日曜日。掃除をする日。
掃除機のコンセントを繋いでスイッチを押す。いつものようにウィーンと大きな音をたてて、掃除を始める。
すると、なんだか匂いがする。
私「なんか匂いがしない?外からかな。」
それぞれ何かをしている娘たちからは返事はない。私は掃除を続ける。
私「なんか匂いがするんだよなー。きな粉みたいな匂い。なんだろう。」
それでも匂いの元がどこからなのかわからず、そのままウィーンウィーンと掃除機で掃除を続ける。
すると3年生の次女が、
次女「ねえねえ、ママ。それって、この前ママが床にこぼしたきな粉じゃない?」
私「!!!!」
そうだ、その通り!すっかり忘れてた。
この間、とっても急いでいた朝のこと。
娘たちが「きな粉餅を食べたい」というので、お餅を焼き、袋入りきな粉をお椀に出し、そこにお砂糖を入れて混ぜ混ぜ。
お餅が焼けたか見るために、オーブントースターを勢いよく開けすぎて、ぎりぎりに置いてあったきな粉を入れたお椀が床に落ち…
そう。とっても急いでいたのに、お椀一杯のきな粉を床一面にぶちまけたのは私です。
そのきな粉は私の靴下やスリッパもきな粉色に染めました。
急いで掃除機で吸い込み、布巾で床を拭いて、一件落着。朝から心も身体もクタクタに。
数日前のことなんかすっかり忘れていました。
掃除機をかけながら「何の匂いだろう。おかしいな。きな粉みたいな匂いだけど、外からしてるのかな。なんだろう。なんだろう。」とずっと呪文のようにずっと唱えていた私。
そんな私に「ママ、それはこの前のきな粉でしょ。掃除機に入ったままだからだよ。」と優しく教えてくれた次女。
さっきお風呂から出た私は、その場面を思い出してくすっと笑いが。
いつも支えてくれてありがとう。娘たち。
染
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