見出し画像

【書籍紹介】おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

こんにちは。somekichiです。
今回は、高井浩章さんが著者である「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」という書籍について、読んだ感想を交えて書籍の紹介をしたいと思います。


物語形式で進む「お金」の仕組みの授業

画像1

この書籍は物語形式で、とある男女の中学生と外部講師による「お金の授業」を通して「お金」というものがどのようなものなのか。を考え、追求していく内容となっています。

図式はあまりなく基本的に文章ベースで語られる本書ですが、テーマがはっきりしており「この章ではこの部分」と、気持ちを切り替えながら読むことができます。

テーマに関してもお金に対していくつかの観点を元に議論されており、議論のされ方も基本的に「講師が問いかけ→生徒が考え・答える」と言った図式が取られているので解釈しやすく感じました。

著者の高井さん曰く、元々は家族内の回覧読み物だったとのことで、中学生や高校生の年代でも理解できるように構成されているので難しい用語も少なく、somekichiが読んでみても、スラスラお金についての仕組みを理解しながら読み解くことができました。somekichiもお金の書籍をいくつか読んではきましたが、トップレベルにわかりやすく解説されているイメージを持ちました。


どんどん気になる物語

画像2

少し上でも「スラスラ読めた」という感想を述べたばかりですが、一番スラスラ読めた要因は物語の面白さにあると思います。

登場人物の背景であったり、その周りの登場人物・サブキャラクターがこの物語を彩ってくれます。全ては語らないでおきますが、生徒側が男女の二人なのですが、女子生徒(ビャッコさん)の方の実家が地元の地主であり、彼女の存在が大きく物語やお金の授業に絡んできます。

また、主人公の男子生徒(サッチョウさん)は一般的な知識の持ち主で、読書が気になっている点について「上手に悩んでくれます」。ここがとても大切で、悩むポイントがとっても上手いんですよね。「そこが聞きたかった〜!」という点について必ずと言っていいほど悩んでくれるので、「悩み上手」な主人公にも是非期待してください。

目的としてはお金を学ぶために読む書籍なのですが、小説としても読めるような内容なので、そういった視点でも楽しめる書籍となっています。


まとめ

今回は、somekichiが読んで見て、是非オススメしたい書籍「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」について紹介させていただきました。

マネーリテラシーというものは、日本の教育制度では十分に理解できないようになっています。「お金」はどういう動きをして・どういった性質を持っていて・何のためにあるのか。そういったことを本書は優しく丁寧に紹介してくれます。もし、子供を持つ親御さんの立場であれば是非、お子さんにプレゼントすることをオススメします。(対象は中学生〜高校生くらいがちょうど良さそうだと感じました)

もし、「マネーリテラシーを身につけたい」「お金について復習しておきたい」といった方は是非。本書を手にとって、読んでみることをオススメします。今(2020/6/28現在)であれば、kindle unlimitedで読むことができますので、入会されている方は是非読んでいただくことをオススメさせていただきます。

ここまで、本記事についてご覧いただいた皆様、とっても嬉しいです。
ありがとうございました😀

皆さんも良き「おカネライフ」を!







この記事が参加している募集

よろしれけばサポートよろしくお願いします!クリエイターとしての活動に活用させていただきます!