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貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

今回は『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を出版し作家として活躍されている 橘玲(たちばな あきら)さんが著者である「貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する」を読んでみましたので、somekichiが気になったポイントであったり、感想を紹介できればと思います。


1.外国のフリーエージェントに対する発展

アメリカは日本よりずっと多くのフリーエージェントを抱えており、その数はアメリカの労働人口のうち4分の1 と言われています。そして、アメリカは簡単且つ安価に法人を設立できるため、小規模な会社が近年急速に増え続けており、その多くが法人化したフリーエージェントです。

つまり、フリーエージェントが「個人から法人へ」形態を変えてきているのです。


2.会社から個人の時代へ

日本では昔から年功序列で、歳を重ねて能力・生産性が落ちてきたとしても、給料は上がっていきました。しかし、今や突然名の知れた大企業が無くなっても誰も驚かない時代に突入してきています。会社を中心に人生を設計できる時代は既に終わってしまっています。


3.非正規雇用問題の鍵は「法人化」

日本では「非正規雇用者」(フリーターや派遣社員)は失業状態の者も含め、1000万人以上存在しています。

非正規雇用者は労働市場では軽視されがちであり、これを解決するには個人が法人を立ち上げることが必要であると本書は伝えています。取引相手が法人になれば「個人」ではなく「法人」として仕事ができるようになり、人的資本が問題にされなくなります。

※人的資本を否定される→面接で落とされたり仕事をクビになったりする


4.サラリーマンの社会保険料

実は自営業者などが加入する「国民年金」は実質的な未納率が50%を超えているそうです。その一方で高齢化により年金の支給額は増えているので、もちろん国民年金の収支は大幅な赤字となっています。

実は国民年金は厚生年金と基礎年金で繋がっているので、国民年金が赤字の場合は厚生年金から補填されるので、サラリーマンの負担が増しているのです。

これらのことから、一層年金制度が危機的状況に陥ると本書では予想されています。


somekichiの感想

本書は内容としてはかなり難しく、正直somekichiも半分も理解しているかわからないのですが、ポイントポイントで参考になる部分はありました。

somekichiはサラリーマンなので、サラリーマンとしての「法人化」のメリットは部分的に理解したつもりです。

特にフリーランスを志している方や、現在フリーで仕事をされている方は、こちらの書籍は親和性が高く、オススメできます。(細かい節税の話であったり、具体的な財テクがたんまりです)

somekichiも、もし法人を今後立ち上げるようなことがあれば、本書を読み直したいと思える書籍でした。

ここまで本記事をご覧いただきありがとうございました!


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