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新人教育;まさか「いつでも質問して」とか言ってないよね?NG指示5選

新人教育の場面、ついつい言ってしまう言葉ってありませんか?
職場で先輩・上司から言われて意味不明…と感じる言葉はありませんか?

教えられる方は、始めての職場でもちろんドキドキなのですが、
教える方も、教え方自体を教わった経験が乏しい場合が多く、
上手く教えられるか実はドキドキです。

教える方も教えられる方もドキドキ どちらも手探り状態!

この未熟な二人で教育(っぽいもの)が何となく進行するのが、
日本企業で行われている"新人教育(OJT)"です。

未熟同士が行う教育あるあるなのですが、
丁寧に教えようと説明を重ねているつもりが、自身の成功体験に基づく教訓や、先輩っぽく振舞おうとする見栄から、ついつい余計な一言を付け足してしまいます。

しかも残念なことに、発信側の暗黙の前提と期待を、
受け手が理解できず意図とは違った解釈をされる可能性もあります。

多くの場合、教える側の「早く成長して欲しい」というポジティブな想いからくる言葉なのですが、受け手側との前提の乖離があるので、そのメッセージは届きません。

まさに、無駄な一言!

以下がご注意ワードです、もし使う場合は要注意です!
前後の文脈に方法・条件・具体例・効果の説明がないなら
もはや言わない方が良いです。相手を混乱させるだけです。

  • どうせ仕事するなら、楽しんでやろう!

  • 自分なりに考えてやってみて

  • 時間かけずにやって!

  • 質問あればいつでも相談してね!

  • 責任はとるから、どんどんチャレンジして!

昔言われた言葉をそのまま使ってませんか?


本記事では、新人教育におけるご注意ワードを紹介しました。
一語一語、なぜダメなのか、どういう風に注意が必要なのか、
詳しい解説は別記事 or 本記事更新で投稿します!

ちょっとだけ紹介すると…、

「質問あればいつでも相談してね」は、
この言葉を言ってる時点で、相談に来てないシチュエーションです。
質問に来ていない理由は心理的安全性がない可能性が考えられます。
   
    ➡質問すると指摘(否定)されるから行きたくない。

さらにズバっと言うと、
あなたの「質問に来て欲しい」が嘘だと相手にバレてます(笑) 
質問に来て欲しいんじゃなくて、

・事前に修正したい、強制したい
・できないと決めつけている
・仲良くなりたい、コミュニケーション取りたい
・面倒見ている感を出したい

そんな匂いがプンプンするので、質問に行きたくないのです。
この言葉を心から"新人君が悩む時間をなくしたい"つもりで言っているのであれば、それはそれで問題です。新人君から悩む時間を奪って成長の機会を奪って何がしたいのでしょう。

それに組織の目的はアウトプットのはずです、「質問に来る」は手段であってマストではない。質問回数が多いこととアウトプット品質は関係あるのでしょうか?
   ➡質問に来なくていいようにするにはどうするか、考えましょう。

質問の度に修正が加わり、新人君のオリジナル作品から離れていき、最終的には影も形もなくなる、なんて事はよくあります。この結果、新人君は何を得るのでしょうか?どう思うでしょうか?

「いつでも質問に来てね」の言葉自体全く無害ですが、
そのメッセージの裏に「修正してやるぞ」「成長を奪ってやるぞ」
といった「先回りして石を取り除く」思想が見え隠れすると、
相手を困らせることになります。

続きを見たい方は是非、スキ💛お願いします!


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