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肌と恋 _ 努力でどうにもならないもの

私は大抵のことで人に劣る。
しかも負けず嫌い。
だから努力でなんとかごまかしてきた。

学校の勉強、習い事、部活動、就職、仕事。

でも、世の中には努力でどうにもならないものがある。
体質と、他人の心だ。
特に私が困ったのが自分の肌と、恋愛である。

まあ恋愛は誰だって上手くいかないものだから(...ものだよね?)置いとくとして。

肌はもう、努力で語ることをやめてほしい。

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私は朝昼晩、しっかりたべている。
カップ麺やコンビニ飯は避け、白米に野菜たっぷりのスープ、納豆や卵、肉や魚をまんべんなく食べている。
おやつも極力ヨーグルトやナッツ、プロテインやグラノーラなど、脂質の少ないものを選んでいる。

薬は、抗アレルギー剤を毎食後と寝る前に出されている。おそらく上限いっぱい。

スキンケアは、朝はAVENUEの化粧水を5分かけてハンドプレスしたあと、Cellnewの化粧水、無印の乳液とクリームでフタをする。(ここまで20分はかかる)

夜はクソ高えプラセンタをつけて、あとは朝と同じ。ときどきパックをする。

月に2回1万ちょいする美容皮膚科のイオン導入、調子が良いときはマクロゴールピーリングをしている。

パジャマは友人にもらったかわいいヤツ...は化学繊維で痒くなるので、綿100%のものを着ている。
夜は寒くても冷水を全身にぶっかけ、痒みを鎮めるが、寝てるときは無意識にかいてしまうので辛い。

化粧は、社会人としては失格だろうがあまりしていない。
というかできないほど肌が荒れている。
職場が男性ばかりなので、私が化粧してようがすっぴんだろうが誰も気にしてないのが不幸中の幸いだ。

...つらつら書いたが、どうだろう。
これでも私は顔のアトピーやニキビが消えない。
私は努力不足なんだろうか

そもそも美容に興味がないのに、これ以上肌のことに時間もお金もかけたくない。限界だ。

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努力でどうにもならない体質のことを、薬局の化粧水でなんとかなってる人に努力で語られることの辛さが分かるだろうか。

恋愛に置き換えれば分かるはずだ。
恋愛においては大抵の場合「努力不足」という言葉は使われない。
脳の働きはどうにもできないから当たり前だ。

なのに体質のこととなると「○○はやってるの?」「××しない方がいいよ」などあたかも努力不足と言いたげな答えが返ってくる。
細胞の働きとか遺伝子とかだって、どうにもできないものなのに。

努力でどうにもならないもの。
肌と恋。
もう努力で語るのをやめてほしい。

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