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愛する人が側にいることで世界が色付く【春分の日】


春分の日から昼が長くなるそうです。

今日は神話セラピーです

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ギリシャ神話では豊穣の女神デメテルが世界の草花や作物を芽吹かせています。

デメテルには愛娘のペルセポネーがいました。

大変可愛がってたのですが、冥界の神(死神)のハデスにペルセポネーは誘拐されてしまいました。

嘆き悲しんだ(もしくは怒り狂った)デメテルは、草花や作物を育てる力を失いました。

そして世界は作物が育たない「冬」になりました。

一方ハデスは誘拐した割には神々の中でもまだ紳士的らしく、ペルセポネーを丁重にもてなします。

ペルセポネーは地上へ帰りたいと言いますが、冥界の作物(ザクロ)を食べたため帰れないことになりました。

しかし、デメテルが力を失い、世界が枯れてしまうことと、ペルセポネーが不憫であることで、食べたザクロの数×月分だけ冥界に所属するということになりました。

半年だけ、ペルセポネーはデメテルの元へ帰れることになり、あとの半年は冥界でハデスの妻となりました。

娘が帰ってきた半年だけはデメテルの喜びから草花が芽吹き、春、そして夏になりました。

また冥界に戻ると秋になり、冬になるというお話。

デメテル「そうだ!ペルセポネーが帰ってくる日を春分の日にしましょう!」

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最後のセリフはフィクションですが😂

現代の人間社会に例えても、大切な娘が突然誘拐されたら発狂ものだと思います💦

太陽のように明るい女性から、オーラもなくなり、春夏を思わせる女性から、まさに極寒の冬に。

でも無事再会できたら、その喜びは大きいでしょう。また笑顔になれる😊

神話の例えが極端ではありますが
普段側にいる大切な人のお陰で、自分が明るさや元気を保てていられる。

これは多くの人がそうだろうと思いました。

それが突如失われることはあまり想像したくありません💦

この神話の教訓から、大切な人への感謝を思い出したり、感じたり、また表現してみることはとても良いことのように思います。

あー、この人のお陰で元気を保てる。
会うと嬉しい。顔を見ると安らぐ。

タイトルにもしましたが、愛してる人がそばに居ると世界が色付いて見えるものです。


君のおかげ
あなたのお陰

あなたの見る世界を色付かせてるのは誰ですか?

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