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創業3年目スタートアップCTOの振り返り@2021

こんにちは!Another works CTOの塩原(ソル)です🎅
Another worksアドベントカレンダーがスタートして、先頭バッターをやらせていただきます!(いつの間にか決まってました笑)

アドベントカレンダーといえばQiitaで技術系の投稿をするのが有名ですが、今回は一年間を振り返るといった形にしたいと思います。


2021は"変化"の年


2021年は特に大きな変化がいくつもありました。
ほんの一例ですが、このようなことがありました

- オフィスが代々木から恵比寿に
- エンジニア正社員第一号加入
- サービス名が「Another works」から「複業クラウド」に
- 経営陣に新メンバー加入。5人体制に
などなど

ひとつひとつお話ししていきたいのですが、今回は自分自身の振り返りなので、割愛させていただきます。

Another worksから複業クラウドへサービスリブランディング

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正社員第一号入社で変わったCTOとしての役割


エンジニア組織は今までインターン生と、複業メンバーで構成されていました。
フルタイムで稼働しているメンバーはおらず、その頃は重要な機能の開発はほとんど私がするなどかなりコードを書く時間を割いていました。

既存の機能改修から、新機能の追加、バグ対応や技術のリプレイス対応まで
基本的にはそれら全てを私主導で開発し必要に応じてアサインするといった感じです。

一応チームで開発はしているものの、その時点では本当のチーム開発とは呼べない状態でした。

そんな状況から脱却することができたのが、エンジニア正社員第一号の宮内さんが入社されたタイミングでした。


第一号エンジニア正社員加入


第一号は爽やかイケメン❤️ニックネームは「みやぞん」

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2021年5月6日、初のエンジニア正社員が入社しました。
サービスリブランディングがちょうど次の日で、入社初日で一緒に深夜のリプレイス対応をしていただきました!

今まで深夜作業は全て一人で行っていたのでこの時チームっていいなとひそかに思っていました。(よほどのことがなければ深夜対応はやりたくないですが笑)

そのあとプロダクトチームは午後休をいただき、お昼に餃子屋さんでWelcomeランチを開きました!

リブランディング作業レッドブルで気合を入れて🐮

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彼が入社し、それから3人のエンジニアが正社員として仲間になり、CTOとしての仕事も変わっていきました。

以前は機能レベルの開発まで行っていたのですが、人が増えサーバーサイド・フロントエンドそれぞれ担当が付き、その分長期的な技術負債解消のための開発や、AIや新技術を使うための開発に時間を割くようになりました。

1週間の大体の仕事の割合

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エンジニアリングの仕事は減り、代わりにスカウトを送ったり、面談などといった採用の仕事や、正社員の評価や育成などのマネジメント、これからの組織拡張にあたっての組織設計や長期的なプロダクト戦略を作ったりなどかなり仕事の幅は広がり役割も変わっていきました。

新たな挑戦


2021年新たな挑戦として、社外に出ていくというのを一つ目標としていました。

そのなかでもCTOというポジションを活かして、他社のCTOと対談するというイベントを開催するという新たな取り組みも開始しました。

CTOとはなんなのか


私の中でかなり悩んでいたCTOの役割とはということでした。

今やっていることをポジションに当てはめたとき、テックリード、PM、PO、スクラムマスター、EMなどを兼任しているような形で、CTOとしての仕事ってどの部分なんだろうというのがありました。

この2021年を通して一言で表せる言葉として、

CTOとは、技術資産を運用し、最大化する人

という結論にいたりました。

技術資産とは、プロダクトやそれを形成するコードそのものはもちろんですが、使っている技術スタック、開発手法からエンジニア自身も技術資産と捉えることができます。

この言葉をベースにすると、採用に力を入れるべきだし、最大限力を発揮できる組織設計を作り、短期的な開発ではなく長期的な目線で開発生産性や、プロダクト価値、技術価値を上がるような開発にフォーカスすべきということがわかります。

Value 「+1% ~明日が今日を超える~」


Another worksには、9つのValueがあり、その中でもこの一年は特にこのバリューを意識した年だったと思います。
明日が今日を超えるということはつまり常に変化し続けることだと思います。

変化することを恐れたり、拒絶するのではなく、明日が今日を超えるため会社全体がこのvalueを意識した一年だったのかなと思います。

Another worksでは変化を嫌う人は一人もいないと思います。
昔はよかったなではなく、今が一番いいと常に言えるような組織でこれからもいたいと思います。

最後に


2022年は開発部の中でも複数のチームを作り、チームごとのミッションの範囲内で独立で動けるような組織を作っていきます。

そのためには、よりたくさんの仲間が必要です。

裁量権を持って働きたい方、技術が好きな方、組織作りに興味がある方は是非お話ししましょう!


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