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そるちのスキ曲語り Vol.3 「ガラスの香り」

「ガラスの香り」について

おそらく、この曲を知っている人は元吹奏楽部、さらにサックスを吹いていた人がほとんどなんじゃないかなって思います。
福田洋介さん作曲の、サックスアンサンブルのナンバーになっています。

楽譜の商品詳細には、このように書かれています。

19~20世紀に活躍したフランスのガラス工芸師、ルネ・ラリック。彼の創り出す美しく斬新な“香水瓶”から曲想を得た作品です。元はサックスアンサンブルのために書かれたものですが、作曲者自ら吹奏楽として新たに書き直しました。曲はフレンチ・シャンソンの音楽スタイルに則った構成で、スウィングのリズムにのせて歌われます。パリの濃厚な空気感を纏う冒頭に、金管楽器によるビッグバンド風の伴奏が華やかなスウィング。中間部には軽やかなミュゼットを添えて。再びスウィングし高揚感を高めた後、残り香のような甘い雰囲気の中締めくくられます。冒頭のSlowly後は一定のテンポで展開しますが、作者の聴き手を飽きさせない演出が随所で光ります。

https://winds-score.com/products/wsc-15-002 ガラスの香り-for Band- 商品詳細より

→ここからスキ語りしていくよ

私が高校1年の時に吹奏楽のアンサンブルコンテストの時に吹いた思い出の曲です。

吹奏楽を高校から始めたので、もう少しグレードを落とした曲の方がいいのでは?と曲決めの時に挙がっていたりもしたんですが、おしゃれな曲の作りに一目惚れして
「ぜひこの曲にチャレンジさせてください!!」と先輩に猛アピールした思い出笑。

この曲の素敵なところ、挙げるとキリがないんですが、やっぱりスウィングとサックスの相性って最強だと思うんです。何回聞いても、メロディーが重なった瞬間に「カッコイイ…」と惚れ惚れしてしまいます。サックスアンサンブルでしか出せない色気?的な何かがあるのかも知れません。

あと、香水瓶から着想を得ている、ということで、すごく優雅な印象があるんです。(音楽理論とかを詳しく知らないので、何がこの印象に結びついているか、というのは正直よくわからないんですが…)

この曲を練習する時に、ルネ・ラリックの香水瓶の画像を見ながら練習をしていたんですが、本当にこの香水瓶の唯一無二な美しさや、その香水瓶の中の香水の香りがするような感覚に包まれるんですよね〜。
福田洋介さん、恐るべしです。

今になっても、音源を聞くたびに香水の香りの中に包まれて、自分が別世界にいるような感覚になります。音楽って本当にすごいです。

それと同時に、またサックスでこの曲を吹きたいな〜と思うのです。当時の私は16歳。ちょっとだけ大人に近づいた今、私はこの曲をどのように解釈するのでしょうか?
すごく気になります。いつかまた吹けるといいなあ。


終わりに

吹奏楽に馴染みのない方々にも、ぜひ聞いてもらいたい1曲です。
もし「この曲知ってるよ!」「聞いてみたよ!」という方がいれば、コメントに感想などを送っていただけると嬉しい限りです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに!


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