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自分だけセルフでペーパーレス研修

私は自治体の新規採用職員なので、年に数回、新規採用職員研修を受けています。(公務員歴9年目、システム関係職歴6年目なので、自治体のことは素人ではありません)
先日受けた研修が、このような環境の研修でした。

1.突っ込みどころ満載の研修環境

  • 資料は紙配布のみ

  • 講師は投影もしない

  • 座学とグループワークの半々

  • パソコンは持ち込んでもいいが電源の確保はしない

  • 支給されているパソコンの電池はもって3時間

  • ネットワーク環境には接続しない

  • レポートは電子データ(文字打ち込み)で提出

  • 研修は9:00から17:30の1日

紙資料は講師の要望だから仕方ないとしても…
無駄が多すぎる!

レポートで、テキストデータを打つのに、紙に書いたことを後にパソコンで再度入力するの??
組織としてペーパーレスを推進しているのに、紙でメモするの??
グループワークするのに、書いたものを見せ合うの??
DX(デジタルを使った変革のこと。以下、記事にも少し説明しております)を推進する部署の者としては、突っ込みどころ満載でした。

そこで、自分だけでも、ペーパーレスの推進、業務効率化をめざして、
「自分だけセルフでペーパーレス研修」
を勝手にやってみることにしました。
(もちろん、研修担当課には事前に了承は得ています)

2.準備したもの

1日電池がもつ、電子メモは可能な機器は、タブレットとスマートフォンしかもっていませんでしたので、まず、GWにヨドバシカメラで購入した以下のタブレットを軸にペーパーレス研修を組み立てることにしました。(OSはHermoneyOSなので、取扱いには注意)
タブレット歴2か月目なので、ドキドキですね。もちろん、研修に使うのも初めてでした。

あとは、Bluetoothで接続できるキーボードスタイラスペンUSBマウスUSB Type-C(タブレットの規格)オスからType-Aメスのコネクタを準備しました。あとUQmobileの格安SIMをiphoneに挿し、これをテザリング用にしました。(ちなみに月5GB:990円で契約しています。)

3.座学

基本的には、以下のように接続していましたので、メモのアプリを開いて、入力するだけでよかったです。私は寿司打(タイピングアプリ)で10,000円を食べられるように訓練しましたので、文字を書くよりタイピングの方が早いです。(SEになる前にチャットのスピードについていけるように訓練)
ということは、メモのスピードが上がり講師の方のお話を多く聞けるわけですね。また、インターネットで即時必要な情報が引けたり、ちょっとした絵が描けるので情報をより多く持ち帰ることができました。

持ち込み機器の接続図(絵心はない)

ちなみに寿司打はこちらです。

4.グループワーク

最初はタブレットに意見を打ち込んで、そのタブレットの画面を班のメンバーでみているだけでした。
フローチャート作成の演習があり、フローチャートをきれいに描くアプリが必要になりました。
そこで私は以下のdraw.ioを使い、GoogleDriveに保存しました。
タブレットがあれば、このような図形も描けます。
きれいな図形ができると、メンバーのモチベーションも上がりますよね。(実際、盛り上がっていました!)
作成した資料は、後日グループウェアで共有することにしました。そうすることで、メンバーへの共有も楽になります。

5.気づいたこと

タブレットの画面を見てもらうだけの情報共有は限界があるなと感じました。情報共有するために、次回は私物モニターの搬入を研修担当課に相談しようと思いました。

そもそも、周りの人が紙で情報共有しているところを電子で情報共有しようとしている私は、かなり変わった人だと認識しています。しかしながら、そのような変態的な動きを見せないと組織は変わらないので、今後もDXの職場パイオニアとして、変態的な動きをしていこうと思いました。


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