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改めて自分の思考に「HOW」が足りていないと気づいた日

みなさんこんにちは。
記念すべきnoteへの投稿第2弾となります。

先日投稿させていただいた「自己紹介」に、私がnoteに投稿するテーマとして

今後、このNoteにて発信していきたいテーマは以下の3つ
1.組織改善の取り組みやそこで気づいたこと
2.「センターDX」に関する道のり(※1から更に細分化)
3.今抱える30名の部下とのやりとり
を予定しています。

を挙げさせていただいていました。
今回は、この中の

1.組織改善の取り組みやそこで気づいたこと

に関する記事となります。
まだまだ2回目の投稿で手探り感が強いので、温かい目で読み進めてくださいね。


①繰り返し「How?」を投げかけられて気づけたこと

先日上司に、自組織の「課題」について報告をしていた時のこと。
最初「うんうん」と聞いていた上司も、途中から表情が険しくなり、途中から「じゃあどうするの?」「あなたはどうしたい?」の質問タイムがスタート。(この瞬間、ピリっと空気が変わる)

こちらも日々「どうする?」を思考する毎日なので、こうしようと思います、こういった計画です、と返す。しかし、やさしい上司の問いかけは止まらない。
「じゃあ誰がそれをやるの?」「いつから始めるの?」という質問が続く。

すると徐々にこちらの発言内容に「えーと・・・」が多くなり、最終的に「すいません、そこはまだ詰められていません」と回答する始末。

如何に普段から「How」を考えられていないか?と自覚したというだけの話なのだが、ここは結構重要なことではないか?と、立ち止まって考えてみる。

ここからが①についての本題

Howをとことん出し尽くせているか?

今回の気づきはここかなと。

こちらもコールセンターのマネージャーとして10年以上の経験がある。もちろん「How」なんて、なにかを思考する時は自然とセットで考えている。
が、停滞している案件は、総じてHowがないのではなく、出し尽くせていないという自己覚知。

・取り組みのスタート
   ↓
・何かしらの問題、不測の事態が発生
   ↓
・施策の停滞
   ↓
・停滞する理由はこうです ←この状態を報告しているのが昨日の私


ここからもう一度「How?」を絞り出さないから物事が停滞してしまうのかなと。

・問題の発生
  ↓
・施策の停滞
  ↓
・停滞する理由はこうです
  ↓
・じゃあどうする?(How?) ←ここの2周目に入れるかどうか

皆さんからすると「なんだそんなことか」という内容かもしれないが、意外とHowの2周目に入れていない方も多いのでは?
特にロジカルな思考の方ほど、実は陥りやすいケースかも?


②巷にあふれる「How」のないシチュエーション

そう考えると、Howって意外と色んな所で欠乏してるなと思った。具体的なケースは以下

①ビジネス書を読んだ時
②セミナーに参加した時
③ビジネス系YouTuberの動画を見ている時
④部下からの報告を聞いている時
⑤自分の改善計画の諸々(前述)
⑥何々党の街頭演説

この内、④⑤⑥は今回の話題としてはスコープ外として、①②③のケースで見られる「How無し状態」には何が潜んでいるのか?

まず仮説から
Howを考えられる人材は希少→「ビジネス価値が高い人材」ではないか?

最初に断っておくと、世にあるビジネス書やセミナーが悪いとかレベルが低いと言っているのではないということ。
むしろ逆の発想で、ビジネス書やセミナーで出てこない「How」を、実際に実行レベルで思考できる人が本当に価値が高いということなのでは?ということ。

ここで言いたいことをシンプルに表現するために、あえて古臭い例をだすと
『無駄な会議はなくそう』という指南。

無駄な会議が必要と考える人は少なく、無駄な会議をあえて保全しようと、日々心血を注いでいる人もあまりいないと思う。

言いたいことは、無駄な会議は不要だよねと思っている人の比率と、実際に削除された「無駄な会議」の比率がリンクしているか?ということ。

勝手な感覚値で言うと
「無駄な会議は不要」と考えるビジネスパーソン:99%
実際に淘汰された無駄な会議:20%〜40%

つまり、9割の人が「無駄な会議は不要」という共通の認識を持っていたとしても、実際に無駄な会議が淘汰されているのは全体の2割〜4割くらいなのでは?ということ。

もちろん、施策の優先順位や、社内的な慣例などもあり、無駄な会議がなくならない理由の全部が「Howがないから」とは思っていないが、実際にどうやって無駄な会議をなくすのか?の「How?」を考える人がいない、または考えられていないことが多いこと、そしてさらには、Howが考えられてないという、その事実そのものが、割と見落とされているのでは?


ちょっと話題は逸れるが、サッカー日本代表で長年語り続けられているこの言葉

『決定力不足』

確かに、ここぞという場面で外すシーンや、1試合で20本シュートを打って1点も入りませんでした、というニュースも目にするので、なるほど決定力不足なんだろうな、とは大体の人が思う。

ただ、であれば「どうやって決定力を上げるか」という方法や、それを特集する番組、または決定力を上げる方法を知る「専門家」が、もっと出てこないとおかしいのでは?というのが個人的な疑問。

ただサッカー好きというだけの私の浅い意見なので、当然見落としや無知による思い違いはあると思うが、ただ「日本の決定力がずっと上がっていない」のもFACTではあるので、ちょっと強引な予想をすると、こういったところにも「How?」が欠乏しているのかも?

少し話は逸れたが、Howを考え尽くすことの難しさと重要性について、自分をはじめ周囲のスタッフと、もっと議論して行かないとなと思ったという投稿でした。

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