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signal lost

やる気も夢も何もない

ここまでやる気がなくなったのは久しぶりの気がする。年中無休でやる気がないんだけど、ここ最近は特に。10年に一度のやる気のなさ、ボジョレー・ヌーボー。

あまりネガティブなことは書きたくないけど、スラスラ書けるのもだいぶ久しぶりなので、この際、すべてをぶちまけていく。

ここまで気力がなくなったのには実は心当たりがあって、原因はとあるゲームの終焉だと思っている。

ボーダーブレイクというゲームがあるのだが、それがサ終(サービス終了)を迎えたのだ。正しくはまだ猶予は一ヶ月くらいあるのだけれど。

サ終の告知を見た日は、悲しいやら寂しいやら感情がジェットコースターのように押し寄せてきて、冗談抜きで会社で泣いてしまった。

きっとこの日々がずっと続くんだろうなあと、かつて大学生時代に抱いた幻想に似たものを感じた。終わりなど来ないと思っていた。

しかし、現実は急にやってきた。
3月31日までは学生だった僕が、4月1日から社会人になったように。

もちろん、人はいつか慣れる生き物なのである。いつまでも喪に服す人がいないのと同じく、僕もサ終告知の翌日にはいつも通り、普通の生活を過ごしていた。

ただ、明確に一つ変わった点があった。
それはゲーム(ボーダーブレイク)を一切やらなくなったことだ。

あんなに夢中になって14年間も遊んでいたのに、なぜかパッタリとやらなくなってしまった。そこにかけていた情熱というものが、消えてしまった。

ちなみに、サ終を受けて界隈はというと、やはり終わってほしくない人が当然多く、みんな「最後までガッツリ遊ぶぞ!」と盛り上がっている。

なんでだ?僕の手はどうして動かない?
飽きたから?終わりが見えちゃったから?

この問題に僕はある程度答えを見いだしていて、それはきっと「今までは、【やらなくちゃいけないもの】って捉えていたものが、【やらなくてもいいもの】に変わったから」だと考えている。

毎日歯を磨き、お風呂に入るように、やるべきことだと勝手に自分が思っていただけで。
なんてことはない。
誰もそれを強制していないのだから。

そしたら、ここにあった情熱は…?
生きる目標は…?
日々は何に捧げたら…?

振り替えれば、楽しく遊んでいた思い出はあるけれど、手元には何も残らない。
逆に、もっと別のことに時間使ってたら、資格の勉強とかに同じ時間使っていれば…って、考えたらキリがない。
そりゃあ、メンタルがヘラってもしょうがないよ。こいついつもメンヘラになってんな。

える しつているか おとこのめんへらは じゆようがない

まあ実はメンタル全然余裕あるけど。
でも、それも強がりかも。
なんてね。


おわり