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一握りが支配する持続可能な社会

エコ、地球温暖化、CO2削減、持続可能な社会という近年よく耳にする言葉にも、もちろん裏の目的がある。

「地球温暖化により、北極の氷が溶けて海面が上昇する」

「100年間で地球温暖化によって人類は危機にさらされる」

「化石燃料によるCO2排出が地球温暖化を招く」

おそらく今を生きるほとんどの方は、何度もこれらの言葉を聞いたことがあると思う。

これらの環境保護を推進している国連は、支配者達のフロント機関であって、世界政府樹立による全体管理社会実現を目的とする機関である。人口削減と全体管理のために地球環境問題を利用しているのだが、その実態について語られることは殆どない。

地球環境を保護することはもちろん大切であるが、支配者達はそれを世界政府樹立のために利用し、地球環境問題をでっち上げ、様々な偽りの解決策を世界にばら撒いてきた。

地球環境保護運動の潮流は、1848年の共産党宣言に端を発するのであるが、マルクス主義の別バージョンであるファビアン社会主義者であるアーサー・タンズリー(1871-1955年)によって、エコシステム(生態系)という言葉はつくられた。

カール・マルクス(1818-1883年)は、資本主義は自然(自然環境)に反すると主張し、資本主義を撲滅して私有財産を廃止し、国有化するという理念を掲げた。この向かう先は全体管理社会なのだが、世界の共産化のために自然環境を持ち出したわけである。

アメリカでベストセラーとなった沈黙の春(1962年)と人口爆弾(1968年)は、爆発的にこの運動に火を付け、1960年代末のアメリカで起こったカウンターカルチャーの主役であるヒッピー達によって環境保護運動は大きく推進された。

1970年にはアースデイが設定され、1972年になるとモーリス・ストロング(1929-2015年)によって、国連人間環境会議が開催されて多数の環境団体が生まれた。

モーリス・ストロングは、デイビッド・ロックフェラー(1915-2017年)とも親交があり、ロックフェラー家は、彼の運動を後押した。

また、デイビッド・ロックフェラーとモーリス・ストロングは、イギリスの科学者ジェームズ・ラブロック(1919年-現在)が、NASA在籍中に提唱した「ガイア仮説」という仮説を世界中に推し進めた。

ガイア仮説は、簡単に言うと地球全体を一つの巨大な生命体(生態系)と考える説であり、ギリシャ神話の女神である「ガイア( Γαῖα)」の名を用いて命名された仮説である。

ガイア仮説は、マザー・ガイア(地母神崇拝)として、1960年代末からのニューエイジやネオペイガニズム(復興異教主義)に乗っかって、エコロジー運動に大きな影響を与えた。(もちろんその背後にロックフェラー家がいる)

これは新石器時代に起源を持つ「母なる大地」、地母神崇拝の復興であり、父なる神を礼拝する聖書へのアンチテーゼという意味も持ち合わせているのだが、これが現代日本のスピリチュアルブームにも流入して、今となってはガイア仮説は全世界に浸透している。

1988年には、国連が気候変動に関する政府間パネル(IPCC)を設置し、初めて「地球温暖化」という概念が政治的な領域に入った。

そして1990年、モスクワにて環境国際会議が開かれ、この段階で彼らは「地球温暖化」を人類共通の「脅威」と見做すようになったのである。

1992年、モーリス・ストロングは環境と開発に関する国際連合会議を開き、気候変動枠組条約(UNFCCC)が採択された。

これは大気中の温室効果ガスの濃度を安定化し、政策によって気候変動を防ぐことが目的とされているが、実際にはここで「人類が気候変動の犯人である」という仮説が立てられたわけである。

つまり、地球温暖化などの気候変動は、「人類共通の脅威」であるため、世界中の政府や人類が協力して、この脅威を解決するための行動目標に積極的に取り組むべきであるという大義名分を打ち立てたということだ。

しかし、これはあくまでも仮説である。
これは強調すべき事実である。

もしこの仮説が間違っていて、地球温暖化などの気候変動が人類の脅威ではなく、工業生産(CO2排出)のみが原因でもなければ、そもそも地球温暖化防止のための政策立案の必要はなく、IPCCの存在意義も無くなるためである。

すなわち地球温暖化は偽りの脅威であり、偽りの解決策となってしまうのだ。

現在世界中で行われている主流な地球環境保護運動は、残念ながらこの仮説の大前提の上に成り立っているものであり、科学的な客観的事実に基づくものではない。

これは彼らの世界政府樹立による全体管理社会実現のための「世界共通の脅威」づくりの口実であり、そこから偽りの解決策(CO2削減、人口削減)に誘導することによって、世界の先進国の経済活動を抑制し、容易く支配するための巧妙な戦略であることは、察しの良い人ならお分かりだろう。

また、温暖化の原因とされるCO2削減のために化石燃料を廃止して、原子力発電に切り替えることによって巨大ビジネスを展開した。

下記引用ー
国際原子力機関(IAEA)の支配者はゴールトシュミットであり、つまりロスチャイルド資本である。
原子炉を売り、原子力発電所を建設することは巨大な利益を生む。原子炉は普通100億円である。
《中略》
超巨大財閥は、新しい神話を作った。地球温暖化説である。そして犯人を CO2だとでっちあげた。そこで CO2を削減しようという世界的大合唱が起きた。
地球が温暖化しているかどうかは、はっきりしていない。その上、CO2が地球温暖化の主犯だとは、とても言えない。しかし国債金融資本は,CO2にねらいを定めた。つまりCO2は 化石燃料から発生するとしたのである。CO2撲滅運動が起きた。つまり石炭による電力をや めようというわけであり、そうすれば、原子力発電がよいということになる。原子炉が世界で売られ、関連業界は大もうけをした。
(学術論文:21世紀の資本主義3(Capitalism in 21st century 3),倉田稔,札幌学院大学経済論集 第4号(2012年3月))

地球温暖化の原因が人間にあるという仮説が、実際に科学的根拠に基づいていないこと(IPCCの報告書(第二次評価報告書,1995年)から不都合な科学的データが削除されている)は、ロックフェラー大学学長フレデリック・ザイツ(1911-2008年)によって告発されている。

《下記、報告書から削除された部分》

「上記に挙げた研究は、観察される(気候)変動が、温室効果ガスの上昇によるものとする明確な証拠を示していない」

「今日まで、すべてのあるいは一部の(観察される気候変動が)人為的な(人類が起こした)原因だと積極的に定義する研究はない」

「気候システム全体の変動指数の不確実性が減少するまで、気候変動があるという主張は議論され続けるだろう」
(引用元:Frederick Seitz, "Major Deception on Global Warming."The Wall Street Journal, June 12, 1996, https://www.wsj.com/articles/SB834512411338954000.)

これはいつもの彼らのパターンなのだが、科学よりも政治的な目標と計画がまず先にあり、人類の脅威となる仮説をつくり、それを立証するために科学者を集めて研究させ、不都合な科学的データは削除して、偽科学によって政策を推し進めていくのである。

国連機関であるIPCCは、5年ごとに「世界トップの科学者たちの共通認識」を発表するとされているが、それは科学ではなく実際は政治なのだ。

世界最大規模の自然保護団体「グリーンピース」の共同創立者であり、1977年に団体を脱退したポール・ワトソン(1950年-現在)は下記のように語っている。

「(元委員長の)ディビッド・マクタガート (Davide McTaggart)の成功の鍵は、グリーンピースの成功の鍵だった。何が真実なのかは重要ではなく、人々が何を信じるかが重要だった。人は、メディアが定義する人間になる。(グリーンピースは)神話となり、神話を作りだすマシーンになった」
(引用元:Leslie Spencer, Jan Bollwerk, and Richard C. Morais,"The Not So Peaceful World of Greenpeace," Forbes,November 1991, https://www.heartland.org/_template-assets/documents/publications/the_not_so_peaceful_world_of_greenpeace.pdf.)

また、1988年6月23日のアメリカ上院の公聴会にてNASAのジェームズ・ハンセン部長(1941年-現在)が、地球が温暖化するという仮説を議員に向かって説明したが、その予測では2000年までに0.4℃の気温上昇の予測であったのに対し、実際は0.04℃、10分の1だったことが判明している。

地球温暖化には、CO2以外にも太陽活動、空気中の水分、雲の量などの原因があり、計算値と2倍も違ったらそもそも前提である仮説が間違っていたことになると、日本の工学博士である武田邦彦教授(1943年-現在)は語っている。

さらに武田教授は、地球温暖化が嘘である根拠も下記のように示している。

1. 地球は今、氷河時代で、多細胞生物が誕生してからもっとも気温は低い。
2. 現在は氷河時代の中の間氷期にあり、あと1,000年ぐらいは温暖な気候が続くと予想されている。
3. 20世紀に入り、1940年までは温暖、それから1970年まで寒冷、そしてその後、温暖と気温は高くなったり低くなったりしている。
4. 1970年まで寒冷だったので「寒冷化に備える」という研究が行われていた。
5. 1988年にアメリカ議会の上院で「これから温暖化する」という演説が行われた。学会ではない。
6. その時に予想された温暖化予想温度は、30年たった現在、まったく違っているので、計算は間違っていた。
7. 石油、石炭などを燃やすと温暖化ガス(CO2)がでることから、環境団体と原子力推進団体が強力に推進した。
8. ヨーロッパ諸国はアジア諸国にエネルギーの使用制限をかけることによって経済発展を抑制しようとした。
9. 1997年に京都会議が行われ、CO2の排出抑制が決まったが、実質的に守ろうとしたのは日本ただ1か国だった(拙著「環境問題はなぜウソがまかり通るか」)。
10. その後、日本だけがエネルギー抑制を行い、税金を80兆円使用した。これは納税者一人当たり120万円に相当する。
11. 世界全体の気温は15年ほど前から、大都市を除きほぼ変わっていない。
12. 大陸国は影響を受けやすいが、海洋国家は海洋性気候なので気温の変化は少ない。
13. トランプ大統領が新しい温暖化規制をするパリ条約を離脱したので、日本のマスコミは騒いだが、もともと言い出したアメリカは1回も規制をしていない。

(引用元:https://www.google.co.jp/amp/s/www.mag2.com/p/news/372483/amp)

他にも限りなく、地球環境保護運動の嘘が暴かれているのだが、このように支配者達の計画に沿わない発言をした科学者は、解雇されるなどの圧力を受けることも多数告発されている。

世界の流れは、支配者達によってあらゆる分野を通して全体管理社会へと誘導されているが、彼らの巧妙な策略に乗せられて利用されないように注意が必要だ。

この情報によって1人でも多くの方が守られ、真実に立ち返ることが出来るよう祈るばかりである。

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"しかし、悪人や詐欺師たちは、だましたりだまされたりしながら、ますます悪に落ちて行くのです。"
テモテへの手紙 第二 3章13節 聖書 新改訳

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