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レポートDDW2。コロナパス時代をどう生きるのか? 牛糞の3Dプリントハウスとか、フェミとか、ep7


前回のレポート書いてるうちに多くの写真整理で疲れたので、こちらへ続きを。会場作品の写真プラス、幾つかの作品は説明も。
実は、インタビューも、5人くらいはしたのですが、インスタや、FBに貼ってあります。みんな自分の作品のことだから思ってることをまとめてかなりきちんと話してくれます。プレゼン能力高い!

まず前回の続き、Design Academy Eindhovenから


コンセプト重視
のデザインが多いのがこの学校の特徴だけど、この下の作品をまずは見て!

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このチキンをベースに作られたセックストイ作品が示しているのは、超フェミニズム。
これを作ったのはドイツ人の学生! この作品を使った彼女のビデオは、16X(16歳禁)でした。非常に女性たちが興味を持って彼女に聞いたりしていたけど、ここまでやるとは的に男性はこの作品に近づかなかったのが印象的。人間が動物を食べる行為をシンボルに使い、自分達女性も男性との間に差別があるといった問題提起。こういうコンセプトは、やはり男性は見ただけで引いてしまいのでしょう。う〜ん、私もちょっと引いた。でも男女差別が少ないと言われてるヨーロッパでこれだから、日本でこれやったら大炎上かも?いや、このビデオ、無理かも。
ほかの、デザインアカデミーの作品は、前回のこちらにアップしてあるので是非。

Sectie C/ゆとり空間でのショー。アーティストのアトリエが広々とした元工場地帯にある。


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天気悪いけど、割とこれが普通のオランダ。このあたりの風景が、なんだかとっても好きな私です。

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これは、タッチプロダクト。認知症、アルツハイマーなどになった人やその家族のための作品。CLINK、イントラクティブコミュニケーションツールズ。www.clink-playfuldesign.com

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オランダの糞問題を解決するということでは、これ。なんと牛のフンを使った材料で、3Dプリントで家を建てるという驚いたプロジェクト。

今集められたフンはアムステルダムの郊外にあるよう。もう直ぐ家ができちゃう、まるでインドだな? 住みたいかと言われたら、、、う〜ん。

Getting our shit togehter by 3DUNG DESIGN

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Burningbarrel www.burningbarrel.nl

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やはり、Strijp Sは行かないと? 


フィリップスの工場地跡が、まさかこんなになるとは、20年昔! は考えられなかった。本当に街って、再生できるのね〜を、わたし実際観察しています。どんだけこの街にいるんですか、というツッコミなしでお願いします。わたしもロンドンやアムスに住むつもりでした、イタリアの後は。(こそっ)

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元々ライトの街(フィリップス社のお膝元)なんで、もうじきGLOWというライトフェスも始まるけれど、その前からすでに街全体がこんな感じでライトアップされたところが多い。その中でも若い人に人気なストライプSエリアは、このデザインウイークの中、いつでも人が一杯。寒い中音楽ガンガンかかっていてディスコ状態のテントなどもある。

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KLOKGBOUW、今年はロッテルダムの学校、 Willem de Kooning Academyのショウ。レベル高し。

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このリノニウムはよく、床材として使われるもの。それをガスヒーターで(ガスショット?)500度くらいで、片側だけに当てた結果がこれです。このイベント前の3ヶ月前にアイディアができて作ったそう。製品はどういうものを考えてるの? と聞くと基本、インテリア関係だということ。確かに、インテリアにいいかもね。これはこの学校の学生のリサーチ

 Willem de Kooning Academy(ロッテルダムの学校) x Forbo(フランスの床メーカー)なるほどなるほどコラボ。彼らは、フランスの会社から材料が出ていたのですね。

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秋休みと重ならなかったから、子供づれ少ないなと思ったら、、赤ちゃん連れ。どこもバリアフリーだし、子供禁止の場所がほぼないのがオランダ。

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大手企業の駐在男性、そしてテキスタイルデザイナーの彼女、どちらも違う生き方を模索中だった。



最後の日は、アポがどんどんキャンセルになり、アポ3人目。美術館で偶然あった日本からダッチデザインウイークに来た美人と、そのBFらしきアルゼンチンのカップルについて最後に書こうと思う。

彼女はこのダッチデザインウイークのためアイントホーヘンへ1週間きていた。このほぼ赤(ヨーロッパはコロナ感染地域を色分けしてる)のオランダで生き生きと、アプリで知り合ったアムス在住のBFとウキウキ街を探索してる彼女は、デザイナー。綺麗で背が高く可愛い

このコロナの影響で、家でリモートワークをしてるうちに、日本社会の仕事のやり方がとっても古臭く奴隷仕事のように突然感じられ、生き方を変える決意をしたらしい。今年の終わりからデンマークの寒〜い、寒〜い、街でまた学校へ行って勉強に励むらしい。

BFはアルゼンチン人。クルクルカールの髪が可愛い目の大きくてラテンな彼は、大企業のアニメーション部のプロデューサー。駐在としてアムスに滞在してるので、楽しいことは楽しいらしい。次はニューヨークへ行かされる予定だとか。
「ただ、ほかにもやってるの、、、僕」というんで、それは何? と聞いたら、アムスで知り合った他の方々と3人組であるプロジェクトを立てて、既に売り込みもしてるらしい。
要するに、大企業から、自営業? あるいはコミュニティに入り込む、あるいはコミュニティを作ることを考えてる様子。アルゼンチンには帰るつもりはないらしい。アルゼンチンについては私は、かなりの無知なんで色々質問をしてしまった。
楽しい時間を二人ともありがとう。

ちなみに、ほぼどこでもコロナパスを見せてと言われなかった。二箇所くらいはどうも見せなくては入れないイベント内の、カフェレストランなどあったらしいけど、イベント会場ではどこでも何も言われなかった。

イベントでみせなくて、なんのためのコロナパスなのだろうか? 誠にもって不思議である。ゆるゆる歓迎。でも、またもや世界で一番大きいディスコ大会やらこのようなイベントの多い、秋。もう一日8000人以上陽性者。
意味不明である。




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