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BtoB企業が認知度を高めてファンを増やすためには?note活用事例をまとめてみました!

こんにちは!内定者インターンのはるひさ@Haruhisa__K)です。

これから記事を執筆していくにあたって、BtoB企業はどのような内容をnoteで発信すればいいのか、ほかの企業ではどのようにnoteを活用しているのか、絶賛勉強中です!先人達から学んだ、noteの発信の目的と内容、結果を私なりにまとめてみました。

本記事では、noteを活用して会社の認知度を高め、ファンや顧客を増やしているBtoB企業の事例を発表していきます!

事例1:LINE(LINE CREATIVE CENTER)

・目的:企業の認知度や解像度を高め、ファンを増やすこと
・内容:LINE CREATIVE CENTERの組織や社員の紹介、デザインに関する考えを社員自身が執筆

読者を「デザイナーやそれと一緒に仕事をする人」と定義し、「日記以外の内容で、同業者であるデザイナーがおもしろがってくれる内容であれば何でもよい」というルールで記事を執筆しているそうです。

noteの活用によって、LINE CREATIVE CENTERの認知度や解像度を高め、ファンを増やすことができているようです。また、デザイナー自身が記事を執筆しています。自分の考え方を体系化したり表現したりして、記事を書くことが学びや成長につながりそうです。

*参考記事

この記事では、LINEがARグラスを作っているわけではないにも関わらず、ARグラスについて詳しく解説していました。しかし、この記事を読むことで「LINEのデザイナーには、ARグラスに興味を持っている人がいるんだ」とデザイナー個人について知ることができます。

このように、社員個人の関心や興味も情報の一つと捉えることで、より深く社員について知ってもらえたり、より幅広い方からも読んでもらえるようになりそうです。

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事例2:トライバルメディアハウス

・目的:商談につながるホットリードを現場の社員に渡すこと、中長期的なリードを獲得すること
・内容:マーケティング課題を解決するノウハウや考え方

自社ブログからnoteに切り替えたことで、コーポレートサイトへの流入数は倍増したそうです。

また、ノウハウを発信することで、「トライバルメディアハウスさんに任せたい!」と感じてもらえるマーケティング分野を増やし続けています。「こんなにたくさんやれることがあるのなら、一度頼んでみたいと思いました」や「いつも記事がおもしろく、お仕事をお願いすることに躊躇しませんでした」といった声も増えているようです。

*参考記事

この記事では、社内向けの勉強会の内容を書き起こしていました。このように、勉強会の内容を外部に発信することで、社外にノウハウを共有できるだけではなく、会社の技術やノウハウに対する信用を獲得できそうです。また、記事テーマと同様の悩みをもつ方から、お仕事の依頼をいただくことにもつながるかもしれません。

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事例3:マネーフォワード(マネーフォワード公式note)

・目的:企業の認知度を高め、ファンを増やすこと
・内容:社員のストーリやミッションの実現に対する想い・価値観

一番の特徴は、社員の個人noteを公式noteのマガジンにまとめ、noteを運用していることです。この方法であれば、全社員が情報発信をする文化をつくることができそうです。また、法人として発信する場合よりも社員一人ひとりの印象が強く出るため、記事の内容がより一層伝わりやすくなっていると感じます。

*参考記事

この記事では、人事部の方が社内の働き方について、意思決定までのプロセスを筆者の心中を交えながら発信していました。社員が意見や想いをのせて会社の制度や価値観を発信することで、法人として発信するよりも、読者からより多くの共感を得ることができそうです。

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事例4:Kaizen Platform(Kaizen Platform 公式note)

・目的:相談から始まる商談を獲得すること
・内容:ノウハウや顧客事例、会社や社員の様子

リード獲得から始まる商談では、課題解決の手段がたくさんあるため、受注率が低くなるようです。しかし、相談から始まる商談では、課題設定から行えるため受注率が高くなるといいます。

「相談から始まる商談」については、Kaizen Platform公式noteにて、詳しく紹介されています。

また、相談してもらいやすくするために、会社や社員の様子、キャラクターが分かる記事も投稿されています。

*参考記事

この記事では、サイトリニューアルを検討する際の悩みごととその対処方法が、実際の顧客事例を交えながらまとめられていました。サイトリニューアルについての悩みを持ってこの記事を読んだ人は、「一度、Kaizen Platformさんに相談してみたい」と考えるのではないでしょうか。

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事例5:SmartHR(株式会社SmartHR)

・目的:社員には、情報を確実に伝達する社内報として
社外には、会社の雰囲気を見せる採用目的のオウンドメディアとして
・内容:社内報(社内のニュースや新しい制度など)

社内報をオープンにすることで、社員がよりしっかりと社内報を読んでくれるようになったそうです。

また、社内制度の変更を報告する際も、社外からのポジティブな反応を見ることで納得感を高め、制度を受け入れてくれるようになったといいます。会社でやっていることが良いことなのかどうか、社外の人に判断してもらえることもメリットの一つになっているんだと思います。

note pro公式アカウントで、社内報をあえてオープンにするねらいについて、インタビュー記事が掲載されています。

*参考記事

この記事では、コアタイムの開始時間の変更とその理由がまとめられていました。このように社内向けの情報を社外に共有することで、社外の人が、より一層会社に対する理解を深められそうです。

また、noteを執筆する社員は、社外の人が読むと意識するので、より伝わりやすい丁寧な文章を書くことにつながると思います。

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まとめ

今回は、noteを活用して会社の認知度を高め、ファンや顧客を増やしているBtoB企業の事例を発表しました。共通して以下の特徴があると思います。

・自社に対する認知度や解像度に課題を感じている。
・読者が気になる情報や役立つ情報を包み隠さず発信している。
法人ではなくその中の個人を感じることができる。

今回の記事が、noteの導入を考えているBtoB企業の参考になると嬉しいです!

また、下記の記事も執筆しました!一緒に読んでいただけると、よりnoteへの理解が深まると思います。

【執筆:片山 玄久(@Haruhisa__K)/編集:宮武 由佳(@udon_miyatake)】

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