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水の呼吸・火の呼吸

インフラを声で🎤支えるアナウンサー・ヨガ講師の奥窪峰子です。

ヨガ・アーユルヴェーダ(インド伝統医学)には

心身の健康を保つための、

様々な呼吸法があります。

最近、「鬼滅の刃」の劇中で、

水の呼吸や、火の呼吸が印象的ですが、

剣士でなくても(笑)

まず、呼吸法を学ぶ前には、ステップがあることを理解しておく必要があります。

呼吸だけで、エネルギーをコントロールするのは

初心者には難しいことです。

己の資質を知り、鍛錬を積むことが大切で、

実践の場では、あらゆるマニュアルも通用しないということは、「鬼滅の刃」にお任せします♪

自分が、どのキャラクターかと想像すると、

ちょっと資質が掴めるかもしれませんね!?


約5000年の歴史を持つインドの伝統医学には、

約3000年前に賢者パタンジャリによって

まとめられたヨガ8支則があります。

パタンジャリは、ヘビの化身とも言われますが、

私のインドの師匠は、パタンジャリの子孫です。

彼が言うには、日本人のサムライ魂は、

ヨガ・アーユルヴェーダのもとになっている

ヴェーダという聖典を理解するに容易い

精神性の高さだそうです。

ヘビや龍というのは、アニメで剣士が術を用いるときに描かれる、エネルギー体の象徴のような

ものと考えるとわかりやすいですね!?


さて、術を用いなくてもよいのですが(笑)

いわゆる物事の本質を良くわかっている、

マスターすべき8つのステップについてです。


禁戒 →   訓戒→     姿勢 →    調息 →   

 制感 →    集中 →   無心 →    三昧


いかがでしょうか?

文字を読んだところで、さっぱり理解が出来なくても当然のことです。

さらに、呼吸法だけを、淡々と練習するのは、

集中と無心をマスターした後からです。

ヨガというと、何か?色んなポーズを取っているというイメージが先行していますが、

ポーズは、あらゆる姿勢を取っても、

息が乱れず、心がざわつかないように、

練習をしているだけのことなのです。

基本の呼吸が、何よりも大切だということです。


さて、初心者がヨガを練習するところの

基本の呼吸は、

鼻から深く吸って、鼻から深く吐く、複式呼吸

slow flow  川の流れのような

穏やかで深く一定な呼吸こそが、

水の呼吸です。


さて、では火の呼吸は、どんな呼吸かというと、

アスリートが勝負をかけるときの、

短く早い呼吸です。

体力を消耗しますので、

呼吸器疾患や血圧の高い方には、

注意が必要です。

カパラパティといって、頭蓋骨が恍惚とすると

いう意味の呼吸が、代表的な火の呼吸です。

ふいごの呼吸とも呼ばれますが、

全速力で走り続けるような、タフな呼吸法です。

寒くなると、身体は自然に熱を発生させようと、

浅く早い呼吸になりますので、

体力を消耗すると、眠くなります。


そういえば戦ったあとによく眠るキャラクター、

「鬼滅の刃」にも出てきますね!?


インドの文化は、奈良時代に遣唐使によって

日本に伝えられましたので、

ヨガやアーユルヴェーダに興味が有る無しに

関わらず、日本人の哲学にも近いものが

あります。


映画やアニメを観て、心が揺さぶられるとき、

それをカタルシスと呼びます。

抑圧された感情の浄化です。

泣いたり興奮したりするのは、

健康的な感情の動作ですが、

出来れば、日頃から感情を溜め込まず、

深く穏やかで一定の呼吸を練習しておきますと、

幸せに過ごせるのではないかと思います。

戦わずして、穏やかな光をあびせかけるような、そんなキャラクターいましたか???

それは、太陽ではないかと🌞


太陽と月のヨガ、ハタヨガ、完全ヨガ、強力ヨガ

色んな言い方がありますが、

わかりやすくお伝えいたします🤗

呼吸を深くしたい方、

ご自身と向き合いたくなった方も、どうぞ

神戸のプライベートヨガサロンsolayogaへ🌕











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