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食物の6つの味と性質

インフラを声で🎤支えるアナウンサー・ヨガ講師の奥窪峰子です。

アーユルヴェーダでは、食べ物には、

6つのRasa味と、6つのGuna性質があると

されています。


Madhura甘味  土 水     冷却

Amula 酸味   土 水 火   加熱

Lavana  塩味        水 土 火           加熱

Katu  辛味            風 火                  加熱

Tikta  苦味          風 空                 冷却

Kashaya  渋味       風 土                 冷却


Tri Doshaと6つのGunaの関連

Vata    軽 乾 冷

Pitta    軽 湿 温

Kapha  重 湿 冷


具体的に、毎日の食生活にどのように活かすと

良いかは、その方が持っておられる気質体質を

細かく知る必要があります。

もし、それがわからなくても、

特定の味だけを好んで食事をすることは、

その方の気質、体質を表していることもありますし、何か不調の現れだと気付くことが出来ます。


例えば、季節に合わせて、

暑い日には、冷却の性質の味を選べば養生になりますし、

寒い日には、加熱の性質の味を選べば

良いわけです。


味覚は、味わうことが大切です。

6つの味と性質を、知ってか知らずか、

必要な味を好んで、

食しておられることも、多い気がします。


何でも良いとか、あったら食べるとか、

お腹が空いていないのに食べるなどということは、健康的な食生活ではありませんね!

もし心あたりがありましたら、色んな味を、

味わってください。


先日、3人の子育てを頑張っておられる旧友が、

毎日、1食は、その子の好きな味の食事を作ることにしているのだとお話しして下さいました。

食事のタイミングも違えば、味の好みも違い、

自分がお腹が空いていなくても、食事を作り続けては、洗い物の山と格闘をするのだと。

素晴らしいと思いましたし、なかなか出来ることではありません!

でも、このようなお忙しいなか、食事の準備が

大きなストレスになってしまっている場合には、

どうぞ、何でも良いので、

ご自身に嬉しいお食事、テイクアウトなど、

お楽しみいただきたいと思います。


また、介護食は、嚥下性肺炎を防ぐなど、

育児とは、また違った難しさがあります。

食事の時間が、恐怖に変わらないように、

ご自身を甘やかすお食事を楽しんでいただきたいと思います。


私は、食事の健康指導が、家庭のストレスに

なってはいけないと考えています。


食事は、豊かな喜びです。

そのなかに、多才な味や性質があるということを

お伝えいたします。

毎日の食事の準備が、旬の食材探しなど、

美容と健康にも、明るいものでありますように💕




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