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長男(小2)の「ぼくは広告が好き」と言った理由が深かった

こんにちは。ソラスプランニング株式会社土屋麻衣子です。

先日、テレビを見ていた長男(小2)が、おもむろに「ぼく、広告って好き。」と言ってきました。

「なんで?」と返すと、

「全部ウソだから。ウソをいっしょうけんめいやってるから。」と。

「『おいしーい!』とか、うそっぽいじゃん」とも。

「そ、そうかー。そう思ったかー」と、返答に困った私。

大人が一生懸命考えたクリエイティブが、少年には、ウソを一生懸命売り込んでいるように、白々しく見えているのか・・・。

私は、情報を鵜呑みにしない姿勢を評価しつつ、

「ウソとはちょっと違うかも。」と返しました。


私:「例えば、自分が”つりグミ”を売る会社の人だったら、まず、どの番組にCM出す?」

子:「子ども番組でしょ」

私:「そうだよね、子どもに見てもらいたいもんね。じゃあ、そのCMを見た人は、どうしてほしいと思う?」

子:「お母さんに、買ってってお願いする」

私:「じゃあ、子どもが欲しくなるには、自分ならどういうCMにする?」

子:「♪つりグミ~、つれるし、おいし~」(とオリジナルソングを歌い出す)

私:「そうそう。子どもに欲しいって思ってもらうために、楽しい曲をつくったり、工夫するでしょ。広告って、買ってもらいたい人の心を動かすために、いろんな工夫をしているんだよ」


子どもに伝わったかは分かりませんが・・・、自分で言いながら、私の仕事もそういうことだなと。

今、アピールポイントが沢山あるのに、イマイチ募集活動に活かされていない、という物件に関わっていて、「アピールポイントをきちんと伝えていきましょう!」という施策を行っているのですが、それも同じですね。

アピールポイントを伝える先には、「心を動かす=住みたくなる」があるんですよね。

例えば、「日当たり良好」って、よく不動産広告で見る言葉ですが、表現を工夫すれば、太陽の光が差し込む心地良さをもっと伝えられて、見に行きたいな、という気持ちを持ってもらえるかもしれません。

子どもの何気ない一言の話でした。今日はこの辺で。

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