#福祉
ソーシャルファームの話②(企業組合あうん)
リサイクルショップ、便利屋、交流の場―― さまざまな顔を持つ〈あうん〉
日比谷線三ノ輪駅から徒歩7分の所に、東京都が2021年3月に「ソーシャルファーム」に認定した〈企業組合あうん〉がある。ここで働く人の多くは、元野宿者や、ひきこもり経験のある人、シングルマザーなど、さまざまなバックグラウンドや事情を抱えている人たち。彼らをスタッフとして受け入れ、生活の基盤をつくるサポートや、生き生きと働ける場
ソーシャルファームの話①(ラグーナ出版)
〈東京しごと財団〉が主催するセミナー「新しい社会的企業のカタチ ソーシャルファーム in TOKYO」にほぼ毎月参加している。
「ソーシャルファーム(social firm)」とは、一般企業と同様に自立的な経営を行いながら、諸事情により働きづらさを抱えている人や、労働市場で不利な立場にある人(例:障害のある人、高齢者、刑務所出所者、アルコール依存症の人、ひとり親、介護や育児で短時間しか働けない人
ヤングケアラー(続)
昨日に引き続き、今調べている「ヤングケアラー」について、自身の頭の整理もかねて日記にしたためたい。
ところで、今でこそ未成年が介護を担うことについて問題提議がされるようになってきているけれど、戦前や戦後まもなくまでは、家族間に要介護者がいる場合、家族がケアするのはごく当然であり、もちろん未成年であろうと介護を担っていたはず。それは、大方が“大家族”であり、ケアできる家族がたくさんおり、さらに地域