【彼女目線】出会いのキッカケ

東京在住の私と、オーストラリア在住の彼との遠距離恋愛、出会いはマッチングアプリでした。

2019年11月、前回のお付き合いから数ヶ月経ち、放置していたアプリをもう一度再開させることにした。
　　
知らない人とのメッセージのやり取りがとにかく苦手な私は、長期間アプリを続けることは性に合っていないので、短期集中で頑張ることに。

2019年12月初旬、彼から「いいね」を貰い、メッセージのやり取りがスタートした。

この時点で、他の数人とマッチングしていたけど、メッセージのやり取りに追われ、既に限界を感じていた私は、今やり取りをしている人から彼氏ができなければ、一旦アプリを終了しようと思っていた。

最後にマッチングしたのが今の彼。

実際、そのマッチングした数人の中には、二回目会う約束をしていた人もいたり、アプリ以外での出会いも多い時期だったので、近いうちに彼氏ができそうな気がする…！といった漠然とした予感があった。
その中でも、遠く離れたシドニー在住の彼とお付き合いに至るとは、この時は夢にも思わなかったけど。

以前は、東京（もしくは近辺）在住の人以外は考えられない…と思っていた。
でも、他のところに良い出会いがあるのかもしれない…良い人と巡り会えたら、東京にこだわらなくてもいいのかな。と考え方が変わった矢先の出会いだった。

まさか、関東どころか日本を飛び出して海外とは…。

彼からいいねを貰ったとき、海外旅行が好きな私は、「シドニーに住んでるなんて素敵！話してみたい！」という、他の人とは少し違う理由でマッチングをした。

万が一素敵な人であっても、遠距離恋愛、しかも相手は海外で、お付き合いスタートから遠距離というのは、現実的ではないかなと思いながらも、でももしかしたら…という本当に少しの淡い期待と、色々な人と出会ってみたいという私の中の冒険心が、マッチングするキッカケとなった。

相手に貰ったいいねからマッチングするかしないは、その日の気分で気まぐれな部分も多く、今日良いかなと思った人は、明日にはそうは思わないかもしれない。
その逆もまた然り。
それまで貰ったいいねを見返して、なぜこの人とマッチングしなかったんだろう？なんてこともあった。

私のあの日の何気ない判断も、別の日であれば、もしかしたら変わっていたのかもしれない。
それは彼の方もきっと同じ。

私たちの一瞬の判断が人生を大きく変えていくと思うと、なんだか不思議で面白い。　
あの時、別の判断をしていたら彼とは出会えていなかったんだなと思うと、少し恐いけど。

どんな形であれ、私を見つけてくれて、出会いのキッカケを作ってくれた彼には、本当に感謝しかない。