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PARFECTDAYSと推し

1カ月くらい前だったか。
ずっと見たかった映画をみた。

事前に情報は入れず、
映像と少しのストーリーだけで見たいと思っていた映画が今の自分に色々フィットして
まだ余韻に浸っている。
サントラ聴きまくっている。

禅ぽいなとこの映画をみて思ってた。

そしてつい最近、一田憲子さんという大好きなライターさんがこの映画の感想をコラムで書いていて、
YouTubeに監督のインタビューがあるというのを知った。



監督は主役の役所広司さんの目が僧侶に見えたと語っていて、レナードコーエン(シンガーソングライターであり禅に傾倒していた人)をイメージして映画を撮っていたらしい。

ええ!と思った。
私も同じことを思っていたから。

ちょうどその頃、茶会で使う掛け軸、短冊等を探していて禅語を色々調べていた。
たまたま蔦屋書店で
『禅とジブリ』という本に出会い、一気に読んだ。
ジブリ全然詳しくないんだけど
宮崎駿、高畑勲監督の素質というか、
クリエイターを抱えるジブリという会社の中でのことが想像できて、日常に禅が落とし込んであってとてもわかりやすかった。

その中に出てくるお坊さんたちが気になって、
お坊さんがしゃべるポッドキャストを探し当て
こちらも今、毎日聞いている。
なんならイライラした時、よくわかんないお経で癒されたりしている。

横田南領老師、細川晋輔さん、松本紹圭さんの話が面白くてお気に入り。
横田南領老師は老師という立場でありながら、
若いお坊さんの言葉に耳を心を傾け、尊重している姿が萌える(死語)。
お坊さんの本来の役割ってそういうことなんだろうけど。

3人3様でありながら
禅の教えをわかりやすく伝えようとしてること、これからの寺のあり方を模索しつつ
布教を唱えてはいないことが好きな理由(笑)
そこらへんの考え方が私の茶道に対する考え方と似てる。

今、私はお坊さん推し。

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