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初めてのスカイダイビング

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで最近プログラミングスクールを卒業し5月から某大手IT企業で働き始めることを決めた総一郎です。



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▼ 初めてのスカイダイビング
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タイから帰ってきて間もないが、今日朝も早よから栃木県でスカイダイビングをしてきた。

今回訪れたのは、『藤岡スカイダイビングクラブ』。

渋谷から湘南新宿ラインないし埼京線で大宮へ行き、宇都宮線に乗り換えて小山駅で下車。

そこからニコニコレンタカーで車を6時間レンタルして集合場所へ運転すること30分。

河川敷というのか、河原というのか、川沿いの開けた草原に着く。

ちなみに僕は昔からニコニコレンタカーが格安なので愛用している。

まだ使ったことのない方は是非。


サインした同意書を提出してレクチャーを受ける。

セスナ機から空中に飛び出すと、重力を受けて加速しながら落下する。

今ググったところスカイダイビングの落下速度は時速200kmほどまで達するとのこと。

当然身体が受ける空気抵抗はすごい。

空気抵抗を受けながら姿勢を変えるのは至難の業なので、飛び出した瞬間にえび反りになるようにレクチャーを受け、その練習を地上でする。

レクチャーを受けたら、私服の上からスカイダイビング用の服を着る。

サーフィンなどをするときのウェットスーツのように、上下が繋がっている軽い素材の繋ぎだ。

これを着た上から、ベルトを着用してもらう。

これはインストラクターと離れないように、パラシュートと離れないようにする命綱だ。

準備完了したところで少し待機し、時間が来ると車で数十秒走らせて開けたところに移動する。

ここで一緒に飛んでいただくインストラクターさんと対面し挨拶を交わす。

撮影にとても慣れたインストラクターさんで、出発前の感想なども聞いてくださり動画に収めてくれた。

ベルトをキツく締め直してもらい、プロペラ機に乗り込む。

セスナ機だからなのか、短い滑走であっという間に空中に飛び立ち、あっという間に高度が上がって行く。

栃木県にも関わらず、雲の無い日はスカイツリーや富士山が見えるそう。

高度はぐんぐん上がり、雲を突き抜け、さらにもう一層雲を突き抜けあたり一面雲に囲まれた世界にたどり着く。

地面が見える程度の高さから飛ぶものかと思っていたがそんなことはなく、旅客機の窓から雲海を見ていたあの高度から空中に飛び出すわけだ。

そう思うとゾワッとした。

インストラクターさん曰く、一回目に雲を突き抜けたあたりの、地面の見える高度ではもうパラシュートを開くらしい。

パラシュートを地面スレスレで開くというのはどんなに熟練した人であろうが一気にリスクを高める行為なので、体験ダイビングでは高い高度でパラシュートを開くそう。

なので高度3,800mからの落下だが、フリーフォールはたったの45秒間で、パラシュートが3〜5分程度らしい。

もう一つ、ゾワッとしたのは出入り口の扉はただの透明なプラスチック製のシャッターのようなもので、空気抵抗でガタガタ言い続けていたことだ。

そんなチャチな出入り口で大丈夫か!?と。

今にも空気抵抗でシャッターが壊れて落ちてしまいそうに感じた。


離陸後しばらくすると、インストラクターさんがかいたあぐらの上に座る。

大人にもなって誰かのかいたあぐらの上に座ることになるとは思わなかった。

座っているとインストラクターさんがベルトでお互いを固定してくださる。

ゴーグルもつけてひとまず装備は完了。

GOOD LUCK!とばかりに、手をパー🫲🏻でタッチ、グー👊🏻でタッチ、🤙🏻でタッチしていよいよ飛び降りる準備をする。

チャチ(に見える)なプラスチック製のシャッターを開けると雲海とその隙間から遥か遠くに地面が覗いている。


せーの!で立ち上がり出口に向かい、

3!2!1!

で空中に放り出される。


レクチャーを受けた通りえび反りになることと、カメラ目線を忘れない。

「うぁーー!!」とかバンジージャンプよろしくら叫びたいところだったが、

自分の口から声や息を吐き出す勢いよりも、口に入ってくる空気の勢いが凄すぎて声にならない。

時速200kmで落下をしているので気圧の変化も急激すぎて耳抜きが追いつかない。

地上でキツく結びなおしたはずの靴紐の結び直しが甘かったかな?と思うほど足にも靴にも空気抵抗を受けて、靴が脱げてしまうんじゃないかと不安になる。


フリーフォールをしばらく楽しんだらあっという間にパラシュートが開く。

パラシュートが開いた瞬間、落下どころか上昇してるように動画で見えたりはするがそんなはずはない。

落下速度が急に減速しているのを第三者目線から見ると上昇に見えるだけだ。

そう思っていたし、事実そうなのだが、いざ当事者になるとまるで上昇したかのように感じた。

あんなコンパクトなリュックの中に収納されたパラシュートなのに威力はすごいものだ。


そしてインストラクターさんのパラシュートさばきがすごい。

旋回やブレーキなど、巧みに操り着地点へ向かう。

この旋回スピードというより空気抵抗?が思っていたよりもすごくて驚いた。

体験ダイビングでは自分の足では着地しないので身体を逆「く」の字に折るように足を持ち上げてインストラクターさんが着陸をしてくれる。

あんだけ高いところから落ちて的確に狙った場所に帰ってこれるなんて不思議だが、それもなんら不思議ではない。

インストラクターさんは撮影した動画や写真の入ったSDカードを渡してすぐに次のスカイダイビングのためにセスナ機に乗り込んでいった。

こうして一日に軽く3〜4本はダイビングをしているのだ。

過去何本飛んだのかと聞くとみなさん4桁台のようだった。

レベルが違う。

50万円ほどでタンデム(2人でのスカイダイビング)ではなく1人でスカイダイビングができるようになるライセンスを取得できるらしい。

色々趣味に飽きた頃に取得しても良いかもしれない。


長々と備忘のように書いたが、総じて楽しかった。

終始怖いより楽しいの方が勝っていた。

というのもバンジージャンプをすでに経験していたからだ。

自分のタイミングで自分の力で空中に飛び出していかなければならず、もし命綱がなければ打ち付けられるであろう地面が目視で確認できてしまうバンジージャンプと比べれば、

インストラクターさんと常に一緒で、インストラクターさんのタイミングでジャンプをし、地面なんか全く見えない方が怖くない。

バンジージャンプはジャンプをするあの一瞬が怖くもあり楽しいが、

スカイダイビングはプレイ時間も長いので楽しむ余裕が有る。

同じ空中に身を投げ出すスポーツだが、こういった違いが有った。


1人4万2千円するが、撮影のクオリティも高いし、インストラクターさんもみなさん気さくで楽しいし、熟練している感じがしてとても安心感が有るので安いものだ。

人生で一度はやる価値が有る。

意外と直前でも予約を入れれたので、ご興味のある方は是非チャレンジされると良いと思う。


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