めぐる、終わりとはじまり。
今年の3月は、例年にも増してセンチメンタル気味な私。
今朝、いつものように息子を保育園へ送ってきました。
今日は保育園に行く最後の日。
朝から「きょう、ほいくえんさいご…」と
自分に言い聴かせるように呟く息子。
わんわん泣くようなかんじではないけれど
下を向いてボソッと「さみしい…」って。
その姿を見て
“あぁ、こんな風にぼんやりと感じることを言葉にできるようになったんだな〜”
息子の心の成長が感じられ
じわ〜っと胸に込み上げるものがありました。
「さみしい」って言っていいよ。
「さみしい」って感じるのは、保育園が大好きだったからだよね。
それだけ、お友だちや先生との楽しい時間があったってことだよね。
「さみしい」って、とても大切な気持ちだね。
息子の居場所となってくれていた保育園に、あらためて感謝の気持ちが湧きました。
そんな慣れ親しんだ居心地の良い場所を離れるときが必ずくるわけで。
何にでも「はじまり」があれば「終わり」は
必ずやってくるもの。
それは季節が巡るように、雪が溶けて春が訪れ
蕾が花を咲かせ、散って、新緑が芽吹くように。
私たち人間も自然の摂理の一部なんだね。
「まだここにいたい」って思っていたとしても
そこでの学びを終えると、次のステージへと促される。自分の意思とは関係なく。
今までのすべてに心からのありがとうを伝えて
また新たに始まるステージを息子と共に楽しもうと思う。
きっと、どんなことも最善に向かっているって
今は信じられるから。
そわそわな新年度も、ゆっくり時間をかけてペースを見つけつつ、その時々の学びを受けとって歩んでいきたいな🌸
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