見出し画像

そでこがコーチになるまで

こんにちは、そでこです。
今日は僕がなぜコーチになったのか、そんなことを書いていきます。
僕のコーチングに対する姿勢が伝わりますように。


幼少期:話すことに満足感を得られない

物心ついた時から両親の不仲を感じていた。
僕は家の中でとても気を遣っていた。
気兼ねなく自分の話をすることができなかった。
自分の話が両親の気に触る可能性を恐れていたから、押し黙ることが多くなった。
今考えれば、当時は自分の話ができないこと = 存在を受け入れてもらえないこと、と感じていた。

小学校~高校:「みんな自分の話をしたい」に気づく

小学校に入ると、周りの親子仲の良さを見て自分の家は何かが違うんだと違和感を覚えた。

そして、「みんな自分の話をしたい」ことに気づいた。
昨日見た映画の話、好きな芸能人の話。学校でもやっぱり自分の話を聞いてもらえる感覚はなかった。
無意識のうちに聞く側にまわるようになり、
無意識のうちに相手の状況やパーソナリティに焦点を当てた聞き方をしていた。
悩みや誰にも言えなかった話。そんなのを聞くことが多くなった。
解決策を求めるより、ただ聞いてほしい人が多かった気がする。
聞くことでたくさん感謝をされた。

中学生の頃には話を聞くことが自分の得意なことであり、人にポジティブな影響を与えられると確信した。

受験期~大学:愚痴屋デビュー

そして大学受験を控えた年、新聞記事で愚痴屋の存在を知った。
それは路上に椅子を構え道ゆく人の愚痴を聞く活動で、とても興味が湧いた。
自分と同じような問題意識を持っている人がやっているかもしれない。
そう思って100均の椅子と自作の看板とともに愚痴屋を始めてみた。

愚痴を聞けばみんなスッキリした顔で帰って行く。
しかし、どうもモヤモヤが消えなかった。
なぜかというと、あと一歩踏み出せばで解決しそうな話が多かったからだ。
路上で愚痴を吐き出すだけでは何も変わらない。
何か一つ行動を変えてみれば、あと一歩相手に寄り添えば状況は良くなりそうなのに、もったいないと感じた。
しかし当時は話は聞くことしかできなかった。

大学:コーチングとの出会い

そんな中、知り合いの経営者の方にこんなことを言われた。
「袖川くん、話を聞くのが好きなんだって?」
「はい」
コーチングというものがあるぞ」

勧められた本を読んでみると、コーチングはまさに自分が求めているものだった。
それはビジネスの世界でも使われ、人の変化を呼び起こすものだとも知った。

大学の図書館で本を読みながら、早速サークル内で実践してみた。
実践すると、より本格的に学びたい欲が出てきた。

資格取得を検討してみた。しかしスクールの受講料は150~160万円。
学生にとってはとてもじゃないけど大きい額だ。

そこで思いついた。一旦就職してお金を稼ぎながら勉強すれば良い。
就活時には1年目から稼げること、早く成長できること、コーチングとは全く関係のない業界であることを軸に就職先を探した。
結果アクセンチュアに入社することになった。

社会人:CTIの資格取得を目指す

そして働きながらコーチ資格取得の勉強をする生活が始まった。
朝から夜まで働いて、深夜にコーチングをして、早朝に練習会に出るような生活。
有給をとりつつ、CTIに通って勉強した。
なかなかハードな生活だった。
だけどやっぱり「コーチングは自分に合っている」感覚があって、資格取得までやり切るい気持ちになれた。

そんな中、受講している同志たちと飲みに行った時、僕より20くらい年上の方にこんなことを言われた。
「そでこは若くて人生経験があんまりないから、俺はそでこのコーチング受けたくない

あまりにも衝撃だった。時間とお金をつぎ込んで頑張っているのに、
自分ではコントロールしようのない「若さ」の部分を突っ込まれている。
とても傷ついたけど、のちにそれが原動力となったことは否定できない。

どうしたらこの人に自分のコーチングを受けたいと思わせるか考えた結果、最年少での国際資格取得を目指すことにした。

そして取れた。
CTIの資格を取った翌年、当時最年少でICF認定PCCの資格を得た。
一つの目標を達成した瞬間だった。

取得までの詳しい道のりはこの記事に。

プロコーチとしてのあゆみ

お客さんは、最初はFacebookで募集した。
コーチングを知ってる人も少ないので、知り合いに方っぱなしに連絡する時もあった。
その中からちらほらと、有料でもセッションを受けてくれる人たちがあらわれた。
そでこさんのおかげで今がある、なんてことを言ってくれる人も出てきた。
自分の歩んできた道を同じようにコーチを志してくれる人も出てきた。
そういった人たちに支えられて、僕は今日もコーチの仕事をしている。

外的環境のせいで自分の志を諦めかけている人に対して、サポートしたい。
人生は、自分が変わりたいと思った時から変えていくことができる。

そんな思いで伴走を続けている。


僕のコーチングに興味を持ってくださった方は、公式ラインかHPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

袖川

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?