クラウドファンディングと謝罪
謝罪
クラウドファンディングを開始すると、SNSのみならず、個人でも寄付と情報拡散のお願いをして回ります。寄付してくださる方もたくさんいますし、情報を広くシェアしていただくなど、それを目にするたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。
「寄付しておいたよ」と教えていただいたり、寄付したことをSNSなどであげていただいた際は、御礼をお伝えするようにしています。
これまでREADYFOR、CAMPFIRE、GoodMorning、Syncable、ShootingStar（なつかしい）などのプラットフォームを借りて何度かチャレンジしてきました。個人でやったこともあります。今回は、立川市を通じたふるさと納税を利用したクラウドファンディング（ガバメントクラウドファンディング®）に初めて取り組んでいます。
このプロジェクトはふるさと納税が利用される「返礼品」はなく、「使い道」で寄付をお願いしています。
参考：「返礼品なしの寄附 - ゼロからふるさと納税を勉強した私が伝えたいこと - 」
12月31日が最終日になりますが、多くの方に寄付をいただいております。
しかし、寄付をいただいた方に対して「謝罪」しなければならないことがあります。
元来のクラウドファンディングでは、育て上げネットの法人アカウントで行うため、誰が寄付してくださったかリアルタイムでわかります。
しかし、ガバメントクラウドファンディングは、あくまでも自治体への寄付となるため、決済の通知はなく、寄付してくださった方の個人情報も開示されていません。
僕自身も、直接教えていただくか、寄付した情報をSNSなどであげてくださったものを（たまたま）見るしか、寄付者を知ることができません。
先日も、寄付や情報拡散のお願いをしたところ、「もう寄付したよ」と返信をいただき、御礼と謝罪をしました。
この件も、教えていただけたからわかったことで、もしかしたら、寄付したことは言わずに、こちらのお願いを受け止めてくださった方がたくさんいるのかもしれません。
その意味で、寄付をしてくださったにもかかわらず、法人からも僕からも御礼がないことに不快な思いをさせてしまっておりました。
この場を借りて、心から謝ります。本当に申し訳ありません。もし可能でしたら、寄付してくださったことを教えていただけるととても嬉しいです。
年末ギリギリまで夜のユースセンター開催します
今日はクリスマスです。
普段は寒くてなかなか布団から出ない子どもたちも、いったい何時から起きていたのかわかりませんが、彼らの騒ぐ声で目が覚めました。
いつもは20:00消灯なのですが、それより前に自分たちで布団に行くと言いました。早く寝れば早く朝が来て、忙しいサンタさんも寝ている子から優先的にプレゼントを配ってくれるというのが理由です。
その前日、夜のユースセンターでは、クリスマス会が開催されました。約40名の若者やこどもたちが来たようですが、パっと見てどれくらいいるのかわからないほど賑わっていました。
サンタやトナカイの恰好をしていたり、好きな料理を食べていたり。楽器の演奏ができる若者たちは、バンドを組んで演奏してくれました。階段に座って駄弁りながら話している若者など、それぞれのクリスマスを過ごしていました。
たまたま開催日が12月23日であったこともありますが、夜のユースセンター利用者からクリスマスっぽいことをやりたいという声を具現化したのが開催理由です。
そこで僕も少し若者たちから聞いたのですが、年末もやってほしい、やりたいという話でした。仕事納めのタイミングは大半が12月28日の予定です。
開催期待に応えるためには、職員不在とはいかないため、誰かが出勤しなければなりません。
どうしようかなと思っていたのですが、すでに開催の決定と、年の瀬に若者やこどもたちのために時間を確保してくれていました。ずっと以前から年末開催の希望はあったようで、早いタイミングから開催を決めて、職員同士で声をかけていたようで、そういう仲間に囲まれている幸せを改めて感じました。
最後のお願い
毎月一回出している本稿も、2023年の最終稿となりました。
いま寄付をお願いしているクラウドファンディングは、目標が3,000,000円です。これは一年間を運営する際にだいたいかかるだろう金額で、2024年度の夜のユースセンター運営費に充てさせていただきたいと考えています。
たくさん利用していただきたいという気持ちと、物理的な空間と資金の制約もありますし、利用者が増えればそれだけお金もかかります。それでも一年間の運営費が見込めることで、お金のことを気にかけることなく、若者やこどもたちとの空間、時間を大切にすることができます。
ふるさと納税による寄付は、2023年12月31日までとなります。夜、家にいられない / いたくない若者やこどもたちが安全に過ごせる居場所、安心してかかわれる大人との出会いの機会づくりを応援してください。
孤独・孤立から子どもを守りたい。家でも学校でもない第３の居場所を立川市につくる（ふるさとチョイス）
育て上げネット
理事長 工藤啓
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