視点
こんにちは、今日はある人のことについて書きたいと思います。
その人を知ったきっかけは2015年のウィンターカップ。八村塁選手を擁する宮城県の明成高校が全国大会3連覇を達成したときです。
その当時から現在まで明成高校で監督をしていたのが、「名将」佐藤久夫先生です。
YouTubeや月刊バスケットボール(月バス)の記事を見ていて、自分もこんな指導者を志したいと思いました。
今年から本格的に指導者としての道を歩み始め、より学びを深めたいと思っていた中、先月6月8日に逝去されました。ニュースを見て驚きが隠せませんでした。
偶然にも、亡くなられた6月8日の「6」と「8」には特別な意味がありました。
「6」は明成のキャプテンナンバー。そして、「8」は明成のエースナンバー。八村兄弟や、山﨑一渉選手などが付けていましたね。
月バスに「視点」と題された佐藤先生のコーナーがありましたが、今月号で最後となってしまいました。
その中で、自分が今の時期の子ども達に伝えたい言葉があります。
『明日泣け』
どんなに辛くても
後ろ向いたり
下向いてはいけないよ
風邪といっしょで
みんなにうつってしまう
今日の苦しみや辛さは笑って耐えよう
友よ明日泣け
こんな言葉が綴ってありました。
他にもたくさんの言葉がありました。
どれも、指導を続けてきたからこそ、その中でいろんなものを感じ取ってきたからこその言葉だと思います。
厳しさの中に優しさがある、そんな素晴らしい指導者だと思います。
間違いなく日本のバスケ界を変えた第一人者です。心から尊敬をするとともに、ご冥福をお祈りします。
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