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急に言われても…?

時々「急に言われても答えられない」と聞きます。

「急」なのは日頃考えてないから。日頃から考えているべきと自覚していることから逃避してると即答できないのが恥ずかしくなる。その恥ずかしさを責任転嫁で置き換えて「急」と訴えるのです。※逃避置き換え防衛機制

逆に日頃から考えてる人は、伝える言葉の準備が出来てなくとも努めて何とか言葉をつむぐし、理路整然と伝えられなくて申し訳ないと思います。

「言われても」と言うのは「言われたからやる」盲従的な姿勢が板についている証拠。自分の頭で理解しないでコマンドを処理する機械的態度だから「言われても出来ない」とアラートを表示するのです。

そもそも「急」とか「言われても」とか被害を受けたような態度は何様でしょう?チームの一員ではなくチームの外に居る他所様よそさま的な態度です。

これじゃ他人の仕事をやってあげてる気になる。チームの課題は他人事だから考える気なんかない。だけど本当はそれじゃダメだと判ってるから、コミュニケーションがいちいち駆け引きみたいになってこじらせてしまいます。

仕事の意気込みは人それぞれですが、他所様よそさま領域に留まりたいなら雇用よりも業務委託契約が相応しくて、主体的にチームを牽引する一員になりたいなら無期雇用契約を結ぶのが良いですね。いずれにせよ素直な態度が吉です。

結局「急に言われても」と良く聞く理由は謎のままだけど、主体性はとても貴重な物で、それを育む「勇気づけ」は最強の技術だとしみじみ思います。

他所様よそさま領域に留まりたい人が自分の人生を他人事になっていませんように。

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