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連載!夢は世界平和①

『夢は世界平和です。』

なんて言い出したら、怪しい奴に思うだろう。

  • 変な宗教にハマったヤツ?

  • 誇大妄想?

  • バカ?

私の世代の日本人には、間違いなくそんな空気が流れていたような気がする。

『世界平和』なんて言い出したら、イタいやつなのだ。

なぜなのだろうか?

まず『世界平和』の定義が難しくて、抽象的なところがあるのかもしれない。

世界中で戦争飢饉などの危難がなく、みな穏やかであるさま、世界中が平和である様子などを意味する表現。
weblio辞典より

『世界平和』が恥ずかしい理由

1980年生まれの私の世代にとって、
「戦争や飢饉をなくそう」
を達成するために生きていこうと思ったら、国連職員くらいしか選択肢が思いつかなかった。

優秀な一部の人たちだけが、目指す『世界平和』。
そんな印象。

だから、自分のようなバカな人間が『世界平和』なんて言っていたら、おこがましい。

それに、私が生まれた世代は、確かに『平和』だった。
『平和』な時代に『世界平和』なんて言ってたら浮いてしまう。

少なくとも日本の中ではイジメや高齢化などの社会問題はあっても、「戦争や飢饉」はなかった。

『平和』じゃない国は、カンボジアやアフリカのどこか遠い国。
知り合いもいなければ、行ったこともない。

フツーの日本人にとって他人事になってしまうのも仕方ないことだろう。
それが、『世界平和』が恥ずかしい理由かもしれない。

まさに良くも悪くも、平和ボケ。

大人になったら『世界平和』は忘れる

そして、大人になって知るのである。
日常生活が大変だということを。

日常生活は、『世界平和』は忘れさせる。
大人に『世界平和』なんて、考えているヒマはないのだ。

それどころか、逆に大人になると『世界平和』なんて無理なことと決めつけてしまう。

「戦争があるから、世界経済は発展している。」

確かに・・・と、一瞬、そんな逆説に納得しそうな気もする。
人類の歴史500万年。
確かに、一度だって戦争がなかった時代はなかったであろう。

戦争がなくならないのが、当たり前。
そんな錯覚に陥る。

当たり前は変えられる

とはいえ、そんなことを言い出したらライト兄弟は空を飛ぶことができない。
人類が始まってから、ライト兄弟が飛行機を発明するまで、一度だって人類は空を飛ぶことはできなかった。
しかし、今では当たり前に空を飛ぶは当たり前の時代。

だから、ちょっとした世界の構造のデザインを変えるだけで、『平和』が当たり前の世界は作れるのではないかと思っている。

とはいえ、人類の先人たちが達成することができなかった『世界平和』というかなりデカい夢。

先人たちができなかった理由は、時代のタイミングだ。

人は価値を求めて、戦争をする。

最初の価値とは土地だった。
国と国が争う理由は、いつの時代も国土に限りが出てきてしまうからだ。

それがいつからか、国土やその上にある資源が形を変え、お金になる。
お金を求めて、争っているのは現代人も知っていることだろう。

しかし、2021年。
人類は土地の上を簡単に移動できなくなり、インターネットの中に"価値"を深める。

メタバースやNFTアートは、新しい価値となる可能性を持っている。

そこを美しくデザインすることができれば、飛行機が空を当たり前に飛ぶが如く、世界は平和にできるかもしれない。

私の夢は、世界平和だ。

つづく

次回、夢は世界平和②『メタバースで世界を分断しよう!』

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