見出し画像

移動できないから、変化する

3月4日に日本へ一時帰国をします。

家族3人で、1ヶ月半くらい。
日本へ帰国は一昨年の11月以来で、1年3ヶ月ぶり。

残念ことに、少し前からカンボジアからの帰国者は3日間の強制隔離が必要になってしまった。

正直、家族みんなで、覚悟決めての、一世一代の大移動だ。

移動距離が長ければ長いほど、能力は上がる!?

コロナ前までは、3ヶ月に一度は帰国していた。

帰国だけではない。

頻繁にミャンマーやラオスへも行っていたし、アフリカなんかへも飛び回る。

気がつけば、空港。
そんな日々だった。

2016年。
アセナビにインタビューを受けた。

ソーシャルコンパスを立ち上げてすぐ。
初めて、ガッツリとしたweb記事に取り上げられて、嬉しかったのを覚えている。

今読むと、初めてのインタビューで舞い上がって、カッコつけたことを喋りまくっていた。

その中で、将来の姿に関する質問をもらっている。
抜粋する。

—中村さんの思う、将来ありたい姿ってどんなものでしょう?

日本に住む、カンボジアに住む、とかではなくて、もっとフットワーク軽くありたいです。それは、ぼくもスタッフも含めて。例えば、昨日はカンボジアで今日は日本、そして明後日はニューヨークというように、その先々で仕事にも社会貢献にも繋げていきたいと思っています。

人って、みんなスペックが違うじゃないですか。じゃあどうやったら最大限に上げられるようになるのかと考えた時に、移動距離が長ければ長いほど、能力は上がっていくと思うんです。豊臣秀吉とか坂本龍馬とか、歴史に名を残す人って移動距離多いですよね。ユダヤ人や華僑の人たちも優秀な人が多いイメージもあります。

ずっと同じ場所にいるよりも安心感が無いので、自分の頭を使わざるを得ないのかなあと思っています。だから、移動し続けるようなライフスタイルが理想ですね。

2016.01.20 アセナビ

凡人の生きる道

僕は、自分のことを、『超』が平凡な凡人だと思っている。
何をやっても、さほど才能がない、凡庸な人。

そんな凡人が、「どうやれば自分のスペックを最大限に上げられるのだろうか?」

18歳のころ。美大を目指し出したときに、真剣に考えてみた。

そして出した答えが、『安住しない』『移動し続ける』ということだった。

時代は変わる、自分も変わる

しかし、2022年。
ご存知の通り、なかなか、そうもいかない時代になっている。

コロナのせいだけではない。

家族のこと。仕事のこと。色々なことが組み合わさって、今では移動をしずらくはなってしまっている自分がいる。

(因みに、ソーシャルコンパスのインターンYukaさんは、ちゃんと移動しまくってくれている!)

https://note.com/socialcompass/n/n76f0af1bac5f

移動できなければ、どうすれば良いか?

41歳の今、真剣に考えてみた。

「移動できない中で、自分のスペックをどうすれば最大限に上げられるのだろうか?」

『Sprouts of love』JessyAn作

答えは『今のままとは同じでいない』『変化し続ける』ということかもしれない。

自分だけではない、周りと一緒に変化していくこと。
そうすれば、旅と同じように、自分に見える風景は変わってくる。

しかし、自分はともかく、人を変えることなんてできるのだろうか?

人は無理矢理変えることはできないけれど、『楽しいこと』を提示して、一緒に挑戦することはできると信じている。

例えば、元々通訳だったJessyAn
10年前は、平凡な田舎から出てきた、カンボジア人の女の子だった。

最初は決して絵が上手い子ではなかった。
パソコンを見ると偏頭痛がすると言って、病院に行っていた。

しかしデザインやアートに関しては、ずいぶんと楽しんでくれているようだった。

そして今では、すっかり自己表現をするデジタルアーティストだ。

決して変化させようと思った訳ではないのだが、今では大きく変化してくれている。

JessyAnは、時として、こちらが驚くほど、変化・成長してくるのだ。

だから、私もNFTに挑戦してみることにした。
今流行りのWeb3やメタバースなどを勉強している。

しかし、Web3という概念はなかなか難解だ。

インドやアフリカよりも、今まで思っていた常識が通じない。

「こんなデジタルデータを、2万円もするのってどういうこと!?」そう思うは人も多いだろう。

ある意味NFTを購入することは、旅するよりも、価値観の大移動だ。

僕らは、今TriARTs(トライアーツ)という名前でNFT発行する挑戦をしている。
これは単なる、NFTを発行するだけのプロジェクトではない。

JessyAnを中心に、可能性を持っているアジアのアーティストを応援していくプロジェクトだ。

単にNFTを発行して、「はい!終わり〜!」ではない。

必ず、彼ら、そして彼らの作品の価値をあげていく。
つまりJessyAnの作品も「2万円じゃ安くない!?」に変えるということだ。

旅するよりも、刺激的かもしれない。

(もしAdamでNFT購入した方いらっしゃったら、教えてください!)

お読み頂き、ありがとうございます。
スキ・フォローよろしくお願い致します!

以前書いたこちらの記事も、『変化』について言及していました!
もしよろしれば、お読みください。

こちらは、TriARTsについて詳細まとめてあります。

いつも読んでくれてありがとうございます!! サポートして頂いた金額は、一般社団法人ソーシャルコンパスの活動に使わせて頂きます!もしくは、いっしょに何か面白いことをやりましょう!! 連絡待ってます!