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石の教会 オーガニック建築に生き方の究極形をみた

訪れたのは数年ぶり。
たまたまいろんな予定が巡り巡って、二人で訪れることになりました。

6年前にたまたま旅行中に、まだ結婚前の夫と、”ふらっと寄ってみようか”
そういって訪れた場所。
なんとなく無機質な外観からは想像できない、
荘厳な空間がそこにはありました。

オーガニック建築が提唱するのは
建築が自然の一部になること。
新たに空間を占め、そこにあった自然を排除するのではなく、
空気も水の流れも山の斜面も、そこにあるすべてのものをそのままに、
壊さないようにそっと包み込む。
(HPより)

石とガラスで織り込まれた教会。
光と水と緑と石と、自然界のハーモニーに魅了されてしまった私たちは、
1年後、ここで結婚式をあげることになったのでした。

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石の教会に入って、目を閉じると、
ふだんの生活から離れて、気持ちが洗われてゆくのがわかる。
素の自分に、そして素の人間に戻っていくのが実感できる。

内村鑑三が掲げる自由は、妥協のない純粋な自由。
キリスト教を含むすべての主義(イズム)から離れよと説く。

教会は祈りの場であって、建物のことではない。
私たちがこころから祈ることができるすべての場所が、
真の意味での教会であるという思想。

何ものにも縛られない純粋な自分を感じられることが、
石の教会での、無垢で、自然な祈りを可能にしている。
(HPより)

あれから5年。
そこに息づく、光も、緑も、水のせせらぎも、変わっていなくて、
その場所で誓いを立てたことを思い出して、隣に座っている主人に、
「ありがとう」って心の中でつぶやいていました。

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心がぐらついたり、迷ったりしたときは、
またあの場所に立とうと思います!

読んでくださりありがとうございます^^

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