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2023年6月の記事一覧

目的のない会話。【2023年6月29日】

目的のない会話。【2023年6月29日】

気がつけば、日常が「目的のある会話」ばかりであふれていく。打ち合わせなんて、まさにそうで、目的のない打ち合わせは、ほとんど存在しないし、そんな打ち合わせは「やる意味がない」とさえ言われる。おれも、そう思う。

目的や理由なんかなくても「話したいから、話すことを目的に、話す」みたいなことが、もっとできるようになるといい。

誰かと話したいと思っても、目的や理由がなくちゃいけない感じがするようになった

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「つかれたー」と言える場所。【2023年6月28日】

「つかれたー」と言える場所。【2023年6月28日】

「つかれたー、みたいなこと、言わないほうがいい」みたいな話、聞いたことないですか?おれはあります。

なんなら、長い間、自分もそう思ってきた。ネガティブな言葉を口にすると、なんだか、自分も、まわりも、さらに重たくなってしまいそうで。

今日、ひさしぶりにオヤジとメシを食べた。小さい頃から通ってるラーメン屋で。席についた瞬間、なんだか安心してしまって「あーーーー、つかれたーーーー」と口にした。半分ぐ

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足りないを知る。【2023年6月27日】

足りないを知る。【2023年6月27日】

ここ数年、10代、20代前半の頃に描いた「これをやれば、おもしろいかもしれない!」とか「これをやったら、問題が解決するかもしれない!」みたいなことに、無我夢中でやってきた。

昔の自分が描いた夢の多くは、ありがたいことに、形にしてくることができた。だがしかし!描いた夢を実現すればするほど、「足りなさ」を自覚させられる。

思えば10代の頃、何かを変えたくて、海外へひとり旅したときもそうだった。ひと

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御輿を担ぐように。【2023年6月26日】

御輿を担ぐように。【2023年6月26日】

会社や団体のことを、例える言い方はたくさんある。家族だとか、乗り物だとか、そういう感じで。

それで、ハッシャダイソーシャルの行先を考えていたときに、「御輿」みたいな感じがするなー、と思った。(これは完全に、5月の神田祭で御輿を担がせてもらったことに影響を受けているのだけど!)

そして、お祭りや、御輿の本来の意味がわかっているわけじゃないから、あくまで例えで、という前提で。

長い時代の中の、今

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人は、場所ではなく、人に帰る。【2023年6月25日】

人は、場所ではなく、人に帰る。【2023年6月25日】

二子新地のシェアハウスが3周年を迎えた。正確には6月20日なのだけど、今日、みんなで集まった。大家さんや、近所に住む友達もきてくれた。

シェアハウスもはいうものの、メンバーは、それぞれ出張が多かったり、別に家があったりしていて、みんなで集まれる日は多くない。集まれば、いつも、たのしくて仕方がない。

それで「3年住んだら、なんだか二子新地が地元みたいになっちゃったよ」なんていいながら「地元って、

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教育という希望に賭けたい。【2023年6月24日】

教育という希望に賭けたい。【2023年6月24日】

「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム 」の総会に参加させてもらった。2018年に文科省の若手有志職員によって設立されたという。今日のイベントには、全国から校長先生や、教育長をはじめとした、130人が集まった。

参加できてよかった。たのしかった。あの場にいさせてもらえたことで、あまりにも多くのものをもらった。

・校長先生や教育長と関わる機会は多くない。現場の先生と一緒に仕事を

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まじめに、ふざける。【2023年6月23日】

まじめに、ふざける。【2023年6月23日】

「ふざけるな!まじめにやれ!」みたいな言葉を何度も聞いたことがあるせいか「ふざけ」の反対に「まじめ」があるのだと、無意識にそう思っていたが、「まじめに、ふざける」みたいなこともあるよな。

お笑い芸人さんとかは、特にそうかも。ふざけることで人を笑わせて、それでご飯を食べる。そんな、まじめに、ふざけてる人たち。かっこいいよなー、と思う。

昨日、ハッシャダイソーシャルをもう5年も応援してくださってい

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聴いてもらえていない若者たち。【2023年6月22日】

聴いてもらえていない若者たち。【2023年6月22日】

トヨタ自動車と共に取り組んでいる高校生向けのプログラム「project:ZENKAI」をやりはじめて、気がついたことがたくさんある。

その中でも、最も大きく、重要な発見は「聴いてもらえていない」と思う高校生が多いこと。

project:ZENKAIは12週間で行われる。週に1度の全体でのプログラムとは別に、TAと呼ばれるスタッフとの「1on1」を、週に1度行う。

「1on1」というより、雑談

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書く理由。【2023年6月21日】

書く理由。【2023年6月21日】

最近、ひさしぶりに会う人に「毎日note書いてるねー!読んでるよ!」と言ってもらえることが増えてきた。自分は、ただ毎日書いているだけで、それでも、読んで、喜んでくれている人がいるのは、本当にうれしい。

今日も、読んでくれてありがとうございます。

話は変わって「なんで書いているの?」ときかれることも増えた。書きはじめた理由は初日に書いたけど、いま、書き続けてる理由を考えてみたい。

・まず1つ目

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世界を、もっと、よくしよう。【2023年6月20日】

世界を、もっと、よくしよう。【2023年6月20日】

昨日、ひさしぶりに後輩と再会した。いやー、なんか悔しかったし、とにかく、たのしかった。サクっとごはん、のつもりが、結局、2時間。ほぼ酒も飲まず、水で。完全に脳がスパークした。

彼とは、5年ぐらい前に一緒に仕事をしていた。高校を中退するというツイートを見かけて、DMをした。なんかすごそうなやついるぞ!って感じのテンションで。

今は20歳、起業家としてクリプトの世界にいる。と、書いてはみたものの、

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遠慮は、ひかえめに。【2023年6月19日】

遠慮は、ひかえめに。【2023年6月19日】

ここ1年ぐらいかな。誰かに、こちらから連絡をして「会いましょう」という機会が、ものすごく減っていた。これと言った理由があるわけじゃない。なんとなく、そういう時期だった。

この6月の中旬ぐらいから、会いたいなー!と思う人が頭に浮かぶようになってきて、できるだけ、連絡をするようにしている。合う人との時間は、どれだけひさしぶりだったとしても、一気に深いところまでもぐれる。本当に気持ちがいい。

「こん

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ご機嫌なおばちゃん。【2023年6月18日】

ご機嫌なおばちゃん。【2023年6月18日】

今ごろになって、冬服をクリーニングに出した。いつもの近所のクリーニング屋には、ご機嫌なおばちゃんがいる。

必要最低限とはかけ離れたたのしいコミュニケーション、レジを打っているときは鼻歌を歌っていて、送りだすときのテンションはやっぱり高い。

おばちゃんを背にして歩きだすとき、心がふわっと、かるく、あたたかくなる。

それは、バックパッカーをしているときに、よく感じた感覚だなー、と思い出した。特に

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chotto、2周年。【2023年6月17日】

chotto、2周年。【2023年6月17日】

だれかと下北沢かシーシャの話になったとき、「下北沢で友達がシーシャ屋をやってて…」と話せること。あんまりおおきな声では言えないけど、実は、ちっぽけな自分の、自慢だったりする。

下北沢は急激に再開発が進んでいる。2018年に上京したときは、想像していた通り、アンダーグラウンドな空気感が漂っていて、街を歩く自分さえ、ちょっとかっこよく思える街だった。

今の下北沢は、おしゃれな建物がたくさんできて、

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今、いちばん熱がこめられる話をしよう。【2023年6月16日】

今、いちばん熱がこめられる話をしよう。【2023年6月16日】

講演をするとき、できるだけ毎回内容を変えている。実施の目的や、聴き手がどんな人で、何を求めているか、など、条件が違ってくるから変える、と言うのもあるんだけど、自分のために変えてる、ってのが1番大きい。

自分の講演は、説明のような情報を伝達するものよりも、生きる喜びとか、大人のたのしさとか、そういった感情を共有できるものでありたいと思っている。

自分の感情が廃れていたら、どれだけいい内容の話をし

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