今、いちばん熱がこめられる話をしよう。【2023年6月16日】
講演をするとき、できるだけ毎回内容を変えている。実施の目的や、聴き手がどんな人で、何を求めているか、など、条件が違ってくるから変える、と言うのもあるんだけど、自分のために変えてる、ってのが1番大きい。
自分の講演は、説明のような情報を伝達するものよりも、生きる喜びとか、大人のたのしさとか、そういった感情を共有できるものでありたいと思っている。
自分の感情が廃れていたら、どれだけいい内容の話をしたとしても、失敗に終わる。だから、できるだけフレッシュで、今、いちばん自分が熱をこめて話せる内容をその日に準備する。
この作業を怠ると、言葉と感情が乖離しきったものになる。言葉と感情が近すぎてもよくないが、そこのバランスをうまく調整しながら、そのとき、いちばん熱くなれる話をするんだ。
昨日、「だが、情熱はある」を観ていた。ドラマの中で、若林さんも、山里さんも、面接で、同じことを言っていた。「わかんないすけど、今、いちばん熱をこめられるのは、これかな、って」
熱は、伝わる。
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