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水に馴染む前の魚

大きな組織から小さな組織に転職した。
組織に大きいも小さいもなくて、どちらにしてもまずは自分の位置を自分が認識する。そしてそこからどの方向に広がっていくのかをきちんと理解する。というシンプルなことができれば大丈夫と思っている。

そして小さい分、経験も相まってなのか予想よりも多くのことが見える。
指示系統はシンプルだし、確認・共有事項も誰がどこまで把握できているのか追いかけやすい。
自分が何を理解できていないか明確になりやすいから、個人の動向は良くも悪くも伝わりやすいんだろうなと思い、それを逆手にできることを増やすための行動をしたいと思う。

反対に、意見の齟齬や認識の違いも見えやすい。
まだまだ水に慣れていないからこそなんだろうけれど、誰がどこを向いているか分かるのでどこからボタンを掛け違えているか…というのが手に取るようにわかる。
水に慣れていない魚にしかわからない違和感が新しい風を云々…というのを聞いたことがある。でもわたしは組織に新しい風を吹かせるために転職したわけではない。
だから感じる違和感は、より人々が動きやすい方向へ陰ながら調整するのがいい。
水に馴染む前の魚として、できる暗躍はしていくのがいまのわたしの陰ながらの個人的なミッションだ。

そんな偉そうなこと言う前に、早く慣れなきゃ…
慣れない自分を肯定するための執筆という名のマインドフルネス(マインドセットのほうが近いかも)でした。

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